現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

今朝のビビ号と田んぼとオリンピックの応援と若菜摘みと心の底から思うこと

15日(火)
 朝はビビ号と散歩。


 午前中はウダウダしてしまう。
 午後はまず散髪にいって男前になる。本当はお昼前にも行ってみたら混んでいたので午後一番を狙ってみたのだが、午後二番でした。
 その後も女子のカーリングやら女子団体パシュートを観てしまって、事務仕事をやれずに終わってしまう。

 やっぱりね、スポーツにはドラマがありますからね。僕のようにスポーツ観戦(といってもこれまではほとんどラジオの中継ですけど、オリンピックはテレビとネットの中継で応援してます。)の好きなものは、そのあたりの魅力にしびれるわけですね。
 昨夜の女子カーリングの対韓国戦。「メガネ先輩」すばらしかったですね。あんなの連発されたらどこも勝てない(笑)。対イギリス戦。解説は両角さん。解説者としては両角さんが一番わかりやすいし指摘も的確で観戦がおもしろくなる。リードやセカンドの選手のことをきちんと解説してくれますしね。結果は残念でした。イギリスのスキップもスバラシイショットの連発。
 北京オリンピックの会場の位置をGoogleマップで検索してみたけれど、なかなかうまく見つからなかった。スノーボードのビックエアの製鉄所あとの会場を衛星写真で観たかったんだけれど(笑)。
 スピードスケートの女子団体パシュートの決勝には、泣けましたな。ドラマチック過ぎて。最終のコーナーでしたからね。まさかの結果でしたが、アナウンサーも解説者も高木菜那選手をフォローしようと、もう、しゃべるしゃべる(笑)。まだ残っているレースもあるので身体も心も休めて次も頑張ってほしい。まだまだ人生は続いていくので、大丈夫です。心の底からそう思います。

 今朝の散歩道から。

田んぼはこんな具合。↓

これは桜、ソメイヨシノの芽。今紹介するなら梅の蕾だろ、とも思いましたが。↓

アースカラー。枯れた落ち葉のほとんどはソメイヨシノだと思います。↓

堤防の上の積雪量は樹木や風の具合でいろいろ。↓

堤防の下はこんな具合。↓



霊峰伊吹山。最近はあまり霊峰なんて言い方はしないけれど、母校の校歌には「霊峰伊吹」と出てきます。↓

 
16日(水) 
 旧暦の睦月十六日。月齢は14.9でほぼ満月ですけれど、明日が満月ということになります。旧暦の春七草は2月7日だったんだけれど、雪で七草を取りにいけるようなお天気ではありませんでしたな。すべては雪の下でした(笑)。京や奈良の都辺りではどうだったんでしょう。
 いつものようにウィキベディアを見てみると、 “ 古代より日本では、年初に雪の間から芽を出した草を摘む「若菜摘み」という風習が有り、これが七草の原点とされる。また六朝時代の中国の「荊楚歳時記」に「人日」(人を殺さない日)である旧暦1月7日に、「七種菜羹」という7種類の野菜を入れた羹(あつもの、とろみのある汁物)を食べて無病を祈る習慣が記載されており、「四季物語」には「七種のみくさ集むること人日菜羹を和すれば一歳の病患を逃るると申ためし古き文に侍るとかや」とある。このことから今日行われている七草粥の風習は、中国の「七種菜羹」が日本において日本文化・日本の植生と習合した結果、生じたと考えられている。” とありますな。「四季物語」って、聞いたことないなと思ったら、鴨長明の「歌林四季物語」のことなのね。なるほど。菜羹は「さいこう」って読むんですね。なるほど。
 年初に雪の間から芽を出した草を摘む「若菜摘み」かぁ。そんなのを「七種菜羹」にして、茶碗をフーフーしてズルズルと胃の中にいれたら、確かにデトックスされて、精気が養われる気がするなぁ(笑)。だからやっぱり、土も水も大気も、農薬も含めて汚さないようにしないといけませんね。心の底からそう思います。