現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

トタンの葺替えと『画家と庭師とカンパーニュ』とオニオンスライス


朝から父と作業所の庇のトタンの葺替え。まあ昨日よりは順調に進む。が、お昼前から雨がぽつぽつ。錆びた古いトタンの上なら大丈夫なのだが、新しい張り替えたばかりのトタンの上は雨が降ってとたんに滑るようになって、危ない危ない。一度、両足が滑って尻餅をついて落ちかけ、これはいかん、と靴を新しい運動靴に履き替えたのだが、これまたズルリと片足が流れたので、作業は中止。新しいトタン屋根に降った雨は、水をはじいて水滴になるのですが、これが水滴がおおきくなって、突然流れ出すので、勢いがついて、樋におちないで、ぴゅーっと樋を飛び越して地面に落ちます。うまく説明できませんが、見ていると面白いのですが、この状態、いつまで続くのかな?新しいトタンに埃でもたまればちゃんと流れてくるのでしょうけれど。


グレン・グールド 坂本龍一セレクション』うーむ。グールドだ!
ジャン・ベッケル監督『画家と庭師とカンパーニュ』友情がテーマの映画って、数々あるけど、これは原題のタイトルからして『Dialogue avec mon jardinier(私の庭師との対話)』なんですけど、とにかく二人がよく落ち着いた会話をする映画。それからなんといってもいいのは緑の美しいこと。派手な映画ではないけれど、フランスの光と緑があちこちにあふれています。


昨日、母が畑のタマネギを起しました。新タマネギ。うちの畑は無農薬で発酵鶏糞たっぷりなんですけど、これが!オニオンスライスにして食べたのですが、むちゃくちゃうまい!決め手はかつお節の他に海苔をぱらぱらとかけること。海苔とオニオンスライスがこんなに合うなんて!
昔、学生の頃、ペンションのアルバイトで夕食の準備の手伝いをしているとき、オーナーから「タマネギは野菜の王様だよ」なんてセリフを何度も聞いたのだが、タマネギは確かに炒めても煮てもスライスして水にさらしてもうまいですね。オニオンスライスはいろんな取り合わせがあり、そんなこんなで飲み屋さんでもよく注文していましたが、かつお節と海苔と醤油に酢といううちの和風の取り合わせがさっぱりとしておいしいです。