昨年の猛暑の影響で「秋の詩」の種籾が不足して手に入らない件。「秋の詩」が作れないなら、何にしようとあれこれ考えていたのだが、「日本晴」といういささか古い銘柄にすることにしました。
一時は日本で一番たくさん作られていた品種でしたが、作付け面積を減らしてきています。「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」「はえぬき」「ヒノヒカリ」など、他にもあるのでしょうけれど、各県でいろいろ品種改良されて現代人の好みに合う味の品種がたくさん作られるようになってきました。うちの農園の主力品種も「コシヒカリ」です。日本人の暮らし方や食生活もだんだん昭和40年代とは変わってきましたから、当時No.1だった「日本晴」もだんだん作付け面積を減らしてきました。
でも「日本晴」は今でも日本のご飯の味の標準になっているんですよね。日本穀物検定協会が毎年全国のお米の食味をしらべて発表していますが、その基準が滋賀県産(湖南地区)の「日本晴」となっています。うちは湖北地区ですが、日本の基準の米を作ってみようかと思った次第です。一昔前に人気だったお米の味というのにもちょっと興味ありますし、「コシヒカリ」や「秋の詩」に続いて菜の花緑肥で完全無農薬有機栽培もしてみるつもりです。さてさて。
確定申告に向けて領収書等のデータを入力しはじめる。こういう仕事はだんだん集中力が続かなくなってきているなぁ。
左側に表示されているブログのカウンターが99332となっている。10万まであともう少し。国盗りカウンターもレベル5となり、だいぶ日本全国赤く表示されるようになってきました。トップ10を見ると大都市をかかえる人口の多いところが上位なのはよくわかりますが、北の大地、北海道が地元の滋賀とだいたい同じカウント数で大健闘！！それから四国でも香川だけが赤くなっています。
各地にお住まいの辻井農園のお米のお客様の名前を思い出しながら、感謝しているしだいです。ありがとうございます。
