現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

土を焼いてみる



猛暑。暑い。
朝夕の田回り。午後、時間を見て、また少し粘土をひねってみる。それから昨日までひねったり、削ったりしたやつが乾いたようなので、七輪で素焼きしてみる。アルミホイルで包んで、炭の中に入れ、上からもう一つ七輪を載せる。この七輪2段重ね法を採用してから、失敗の数は少なくなりました。うーむ。七輪陶芸では徐熱・徐冷が基本なのですが、上から被せてしまうことで、そのあたりがうまくいくようになったのでしょうか。素焼きもうまくいきました。
こうなると早く本焼をしたくなります。で、あわてて釉薬を塗り、炭の中へ!!最後はドライヤーで送風!ギュイーンと温度を上げる。七輪の口や隙間から炎が吹き出る。おおお。頃合いをみて、ドライヤーを止める。あとは自然に炭が燃え切るまで放っておくだけだ。この自然燃え切り徐冷法も採用してから、格段に失敗が少なくなりました。って最初はほとんど失敗ばかりだったのですが。あ、この場合、失敗とか成功というのは、水もれしないで、ちゃんと酒が飲めたら成功ということで、けっして形や色合いが素晴らしい作品ができたということではありません。いちおう器ができたということをさしています。
ま、明日にならないと出来上がりはわかりません(笑)。