現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

鞍掛豆の塩茹でと水彩画アプリ


17日(金)
お米の精米と事務仕事。


鞍掛豆という、青大豆の仲間を塩茹でにしてみる。豆の風味が素晴らしいですな。これはおいしい豆です。昨日食べた青大豆もおいしかったけど。
大豆は畑のお肉と言われたりすることもあるほど、良質のたんぱく質がたくさん含まれているんですが、味噌や醤油はもちろん、もやし、枝豆、大豆油、きなこ、納豆、豆乳、おからに豆腐、さらに油揚、厚揚げと姿や形はさまざまですが、みんな大豆ですな。もちろん煮豆(ああ、エビ豆!)も。
良質のたんぱく質ですから、さまざまに加工されます。ですが、完熟した豆そのものの料理としては、煮豆系が中心ですね。僕が知らないだけでしょうが、もひとつバリエーションが少ない気がします。
畑でとれる野菜なんですが、生鮮野菜、青物、葉物ではなく、乾物ですから、スーパーでの売り場も違いますよね。あまり目立たない場所に並んでいます。ま、スーパーとしても鮮度命で売り残したくない魚や葉物野菜やお肉と違って、大豆や小豆、黒豆なんかの乾物は、保存が利くので、しゃにむに売り急がなくてもいい商品ではありますね。
水分がたぶん13%から15%くらいに乾燥させてありますので、一晩、水につけて、ふくらませる必要があります。(あ、今、思い出したけど炒り豆というのもありますね。)これがどうにも僕にはネックのような気がします。乾燥させて、保存が利くようにして出荷するんだけれども、その分、食べようとすると、一晩水につけて戻す手間がかかります。しかも一晩ですから、前の日からの準備になります。この手間というか、時間がね、人生、なにごとも用意周到とはいきませんから、つらいところですわな。同じ生豆でも未熟豆の枝豆の人気との一番の違いはそのあたりでしょうか。あ、枝豆は冷凍食品もありますね。うーむ。


で、そんなことを考えつつ、時間と一手間かかる生豆に挑戦しているわけですが、そんな中で一番簡単な塩茹でに挑戦しているわけです(笑)。
未熟な大豆を鞘ごと塩茹でにする、というのもいいですな。うまいです。大好きですけど、完熟の大豆を塩茹でにする、というのも悪くないですなぁ。うーむ。普通の白大豆より、青大豆、鞍掛豆という方が、僕は好みです。で、少し茹で時間をほんの少し短めにして、すこし堅めにすると、これが、あーた、たまりませんわ。
塩茹でシリーズだと、あとは空豆か。うーむ。

18日(土)
朝、ちょっとスーツに着替え、ネクタイで首を締め上げて、手には扇を持つという、洋風なのか和風なのか、わからない格好をしてみる。


昼間は、夜の寄り合いの準備もすこしする。
車ですこし出かけたら、100mほど走って、どうも車が傾いていることに気がつく。降りて確認したら、前輪の左のタイヤの空気がまったくなかった。パンクである。いやはや。


夜はまた、スーツに着替え、ネクタイで首を締め上げて、手には扇を持つという、洋風なのか和風なのか、わからない格好で、寄り合いに出る。


19日(日)
昨夜は寄り合いのあと、何人かで近所の居酒屋に寄ったのだが、居酒屋から出てきたときには、あたり一面真っ白でありました。
今朝は久しぶりに雪を踏みしめて犬の散歩に出る。


コクリコ坂から』を久しぶりにDVDで観る。
昨日だったか、一昨日だったか、「 かわいいお嬢さん、きれいなお嬢さんより、気持ちのいいお嬢さんですね。」と言われるほうがうれしい、とラジオのDJのオネーさんが言っていたが・・・。『コクリコ坂から』はなんだか気持ちのいい映画だなぁ。


普及所のKさんと抑草・除草談義をしたことは、前回書いたけど、今日は消費者としてもお米も購入してもらう。ありがたい。玄米食なんだとか。うちのお米も喜んでもらえるとうれしい。


最近噂の“Waterlogue”というアプリが大変気に入っています。要するに撮った写真を水彩画風にしてくれるアプリなんだけど、いろいろ試してきたアプリの中では、仕上がり具合が、なんだか微妙に本物っぽくってオシャレな感じがする(笑)。
一口に水彩画といってもいろんなタッチや描き方があるわけですが、この“Waterlogue” は12種類を微妙に描き分けます(笑)。今はiOS用のアプリなんですが、MacOS X でも動くようにしてもらえないかな?
などと、何度目かの写真画像を絵画風に変換するブームが私の中にきてます(笑)。