現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

大豆の圃場の畦畔の草刈りと沖縄つながりのこと

うないぐみ+坂本龍一『弥勒世果報』

朝、次男を長浜駅に送っていく。今日は米原で演劇鑑賞するらしい。で、ま、帰りもお昼過ぎに虎姫駅に次男を迎えに行く。
「今日は何の演劇やったん?」
「うん、なんやったかな、戦争の。」
「戦争の?ふーん、何の戦争?日本の戦争?太平洋戦争か?」
「ああ、アメリカの。沖縄に攻めてくるヤツ。」
「ほー。おもしろかった?」
「うん、まあ、な。」
まったく要領を得ないが、ま、そういうことらしい。やれやれ。
ま、親に聞かれて答えた内容と次男が演劇を観て心に感じたこととはまた別であろうとも思ったりするので、今後に期待したい(笑)。いやはや。


午前中はお米の精米など。
午後は大豆の圃場の畦畔の草刈り。だいぶすっきりした。むふふふ。


アマゾンに注文しておいたCDが二枚届く。一つは、うないぐみ+坂本龍一弥勒世果報』。もう一枚はヤノーシュ・シュタルケルの『バッハ:無伴奏チェロ組曲』1992年の録音のやつ。
弥勒世果報』はもう、ずっと買うかどうか迷ったりしていたのです。まあ、YouTubeで楽曲は動画で観られたりするので。何度も観ているのです。でもあちこちこのCDについて読んでいるうちに、「アメリカ軍基地辺野古移設で沖縄の海と貴重な生態系が壊されることに反対ですので、この曲の売上からレーベルサイドの手数料や諸経費をのぞいたアーティストの収入のすべてを辺野古基金に寄付することにします。」という文章を見つけて、2015年のCDなので、今さらですがアマゾンでクリックすることにしました。
この間買った坂本龍一『CHASM』(2004)に入っていた「undercooled」に歌詞をつけて歌いたいという話がうないぐみからあったそうです。「undercooled」は2003年のアメリカのイラク侵攻に「もっと頭を冷やせ」と作った曲ということらしいです。なるほどなぁ。
歌詞はとてもシンプルで素晴らしいので、何度聴いても、涙がこぼれそうになるんだなぁ。途中挿入されるUAとその子供たちのつぶやき(?)とうか会話がほんとに素晴らしい。


沖縄のヘリパッド建設で高江で起きていること。SNSでは夏の初めからどんどんと情報が流れてくるのだが、新聞もテレビもほとんど無視だから、なにをどのように、信じたらいいのか、本当によくわからない。
機動隊員「ぼけ、土人が」 ヘリパッド建設抗議の市民に「高畑勲さんら、警視庁のヘリパッド工事派遣で監査請求」という二つの記事を、今日、朝日新聞デジタルで読んだンだが、うーむ、記者の腰が引けてる気配の書きぶり。
というわけで、今日は沖縄つながりのことになってしまった。