現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」と「きらみずき」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

寒いことと防災避難訓練とルキノ・ヴィスコンティ『若者のすべて』と

ルキノ・ヴィスコンティ『若者のすべて

19日(日)
とても寒い一日。北国では大雪になっているところもあるらしい。こちらでは冷たい雨が降ったり止んだり。
午前中は自治会の防災避難訓練。毎年は小学校のグランドでやっていますが、今年はこの雨なので体育館で。シートやウスベリを敷いてくださっていましたが、とにかく寒かったです。
体育館では救急蘇生法や簡易担架の作り方、三角巾の使い方などの講習を受ける。三角巾の使い方は昔山登りをしていたときにも講習を受けたりしてきたが、もう15年以上前になるので、すっかり忘れていますな。腕の吊り方や添え木の当て方を教えていただいたが、三角巾で止血法も昔講習を受けたが・・・。うーむ。


午後は事務仕事。ちょっと農事組合の事務仕事があるのです。うーむ。


DVDでルキノ・ヴィスコンティ若者のすべて』(1960)を観る。ヴィスコンティの初期の傑作ということだが、うーむ、どうなのかな、脚本としてはもう一つなんだろうか。アラン・ドロンは「太陽がいっぱい」の次に出た映画です。いやー、若くて美しいですな。
最初のシーンはイタリア南部から母とその息子4人がミラノにいる長男を頼って出てくるのだが、いや、その家族が貧しいんだ、これが。ミラノの都会人からはバカにされつつも家族の絆で助け合って暮らしていく。なにげないシーンに泣けたりする。ナディア役のアニー・ジラルドが初めてこの家族の家の中に入ってきたとき、家族みんなで豆を選り分けているんです。虫食いの豆や色の変わった豆もありますからね。そうして同じようなことを今もやっていたりしますからね(笑)。
原題は「ロッコと彼の兄弟たち」。176分でけっこう長い。家族の服装も暮らしている家もだんだん都会のきれいなものに変わっていきます。なるほどなぁ。





20日(月)
今日も寒い。
午前中は精米など。午後はまた事務仕事。
3年ぶりぐらいにFileMakerで作っておいたシステムに新しいデータを読込んであれこれ処理している。概ねあれこれ自動で計算してくれるのだが、データがけっこう複雑でその年その年によって変わってくるので、ちょっとづつ手直しをしなくてはいけないのですな。うーむ。去年と一昨年の役員さんはExcelで処理しておられます。
でも僕はこういう仕事は表計算でなくてデータベースソフトが威力を発揮する仕事だとわかっているのだが、これがなかなかシステムの構築が下手なので、なかなか、あーた、うまくいきませんがな(笑)。でも、概ねうまくいっている。概ねうまくいっているのだが、うまくいっていないところを手直ししている余裕がなかなかないのが現状です。うーむ。


スティーブン・ソダーバーグオーシャンズ11』(2001)をiTunesで観る。何度目かはわからないが、何度観てもおもしろいなぁ。ダニー・オーシャンのジョージ・クルーニーがテスのジュリア・ロバーツに「あいつは君を笑わせてくれるか?」と訊ねるシーンが好き。って、昔、これも書いたような気がします(笑)。
アラン・ドロンの映画は好きなのだが、どうもハリウッド映画もやはり好きですなぁ(笑)。