29日(火)
午前中は雪がチラつく。田んぼもうっすら白くなる。
今日は特別養護老人ホームを二つ、それから診療所にも回って、あれこれ。人は誰でも必ず老いるし、死を免れることはできませんね。あれこれいろいろ考えることはあったが、こういうことはなかなか準備しておくこともできないしなぁ。
夕方、農事組合の総会の準備で、レジュメを印刷してみんなで綴じる。その後「生ビールを飲みにいこか」と誘われたので、近所の居酒屋へいき、知らないうちにたくさん飲んでしまって、深夜に帰宅することになってしまう。
30日(水)
朝起きたら、そこそこの二日酔い。ツライ。霜が降りる寒い朝であるが、その後はよく晴れてありがたい。気温も上がったのではないか。
他町で作らせてもらっている圃場の分の水利費を振込んだりする。
橋本治さんが亡くなったんですね。うーむ。僕はそれほど熱心な読者ではなかったのだが、『絵本 徒然草』と『双調 平家物語』はとてもおもしろかったです。双調平家はもう一度読んでみたい作品である。
トマス・クライトフ監督『盗聴者』(2016)をiTunesで観る。ベルギー・フランス合作映画。主演のフランソワ・クリュゼって、どこかで観たぞ、とずっと思っていたが『最強のふたり』だったか。うんうん。
映画は、前半はドキドキさせられるのだが、後半はなにがなんだか、よくわからない感じになってきて、いよいよドキドキさせられる(笑)。要するに大統領選挙絡みなんだろうけど。盗聴した音声テープをタイプして書類に変換するバイトにつくのがフランソワ・クリュゼ。そこに二つの組織がからんでくるんですな。この映画は日本の映画館ではまだ未公開。なるほど。たしかに地味目だし、いささかわかりにくいかも。90分ほどの映画で、うん?そろそろ終わりそうなんだけど、どうなるの?と思っていたのですが、ラストはなかなかよかったです。
今朝の日本農業新聞に載っていた短歌。大変だったが、充実していた子育ての短歌。うちも奥さんもこういうことを思っていたのだろうか。夫婦のトラブルの最初はこの時期に起こりそうな気もするので、若い人は気をつけるように。うーむ。