↑排水路になっている川の法面に濃い紫色の花が・・・。
11日(月)
午前中、有機「コシヒカリ」の籾擦り。
午後、ベン・アフレック監督『AIR/エア』(2023)を観る。ナイキの「エア・ジョーダン」誕生の物語。つい先日、長男がネットでバスケットシューズを買っていた。それはちょっと長男の雰囲気とは違っていたし「バスケットのファッションはだいたいちょっと独特のムードがあるな」というと、何も言わず「うんうん。」とうなずいていた。ナイキでもコンバースでもアディダスでもなくてアシックスでしたが。で、そのバスケットシューズは作業用でした。ちょっと笑える。「スラムダンク」は読んだことがないです。どうもバスケとは縁がなかったです。
ベン・アフレックはわりと好きなんですけどね。マット・デイモンもいつしか小太りの中年の役になっていた。役は 頑張っていましたけど。どうもねバスケットとか、もうひとつ よくわからない。
ただ1984年の物語というところは良かったです。オフィスの様子も電話もコンピュータも。あの緑の画面はIBMなのか?
12日(火)
朝のうちに籾殻を田んぼに運んで、有機栽培のわりとヒエのタネなんかが混じっている籾殻なので、火をつけて燃やす。
その後稲刈りに出る。
夕方、篠原哲雄監督『深呼吸の必要』(2004)を観る。沖縄のサトウキビ農家の刈取り「キビ刈隊」の話なので、あれこれ水稲農家としては、おもしろく観ることができました。ただ。なんというか、おおむね私の予想した通りの展開になりましたので、ストーリーとしては面白みにいささか欠けるところもあるような気がします。って、お前が言うな、と言う話ですが(笑)。
主演は香里奈と言うことになるのかもしれませんが、谷原章介、長澤まさみ、成宮寛貴、金子さやか、久遠さやか、大森南朋、みな頑張っています。長澤まさみはエンドロールで名前が出るまで気がつきませんでした(笑)。2004年の映画で、今から20年ほど前の公開ですので、みんな若いです。テレビではよく見かけるような気がしていますが、映画に出ている谷原章介は初めて観たかも。うん?そうでもないか。
私は長田弘の詩集『深呼吸の必要』は好きです。詩集は1984年に出ていますが、読んだのはずっとあとで女子高校生に詩集のことを教えてもらったのでした。いや、ほんまですって(笑)。散文詩で、読めば誰にでもわかる詩集です。最初読んだときは、ものすごく感動というか感心したのですが、泣けませんでした。でもその後は読むたびに泣けてきたりするんだなぁ。
そうして確かに深呼吸が必要なときって、あるんだよなぁ。なかなかね、若いときにはそのタイミングがわからないものなんですが。どうぞゆっくり深呼吸してみてください。