現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

朝の雨と作業用テーブルを作ったことと籾摺機の掃除と色彩選別機の点検

20日(火)
 夜のうちに雨が降りはじめ、9時過ぎまで雨。よい雨になりました。
 朝一番に田回り。
 それから朝食後に作業所で、ずいぶん前に買っておいたハンディタイプの電動丸ノコを開封し、取り扱い説明書を読んで、初めて電動丸ノコを使って、ホームセンターで買ってきた2×4の木材(パイン材)を切ってみる。オモシロイ(笑)。80cmを8本。85cmを2本つくる。ま、だた切るだけですけど、材をそろえてクランプで固定して差し金で直角に鉛筆で線を入れる。で、揃えたまま一気に4本づつ切ったぜ(笑)。やったぜ。YouTubeで電動丸ノコの使い方を勉強した時は、ガイドをつくると楽だよ、と教えてもらったけれど、もうガイドをつくっている時間もないので、ま、目測で真っ直ぐに切りました。そこそこきれいに真っ直ぐ切れたと思います。でもガイドも大事ですわな。

 で、安易にもソーホースブラケットを使って作業用のウマを作りました。ウマって、大工さんとかが鉋がけしたり、ノミで刻んだりする時に材を置く台ですね。本当は材を組んで作るつもりだったのですが、残念ながら時間がないことに気が付きまして、安易にはしりました。でもそのうち組んでちゃんと何か作るつもり。

 で、2×4の木材といっしょに買った1800mm×900mm×25mmというパイン集成材の板を取り出しましてウマに乗せます。で、先ほどの2×4の材の切れ端が四つあるので、これをきちんと計って集成材の板に木ネジで取り付けます。ダボ用のドリルで穴をあけてから木ネジの深さを調整しつつ木ネジ4本で切れ端を取り付けます。これを四ヶ所。


 で、1800mm×900mm×25mmというパイン集成材の板をひっくり返すと、ジャジャーン!先ほど取り付けた木材の切れ端がすべり止めになって、テーブルの出来上がり!白木のパインなので、集成材ながらなかなか美しい(笑)。

 もちろん、これで完成!としてもよかったのだが、だいたい素人のDIY初心者はオイルステインを塗りたくなるんですね。ええ。私も塗りたくなりました。オイルステインは木目がきれいに出るので、集成材ではなくて木目のちゃんとある板に使うべきものなんでしょうが、ビギナーはなんでもやってみたくなるんですよね(笑)。
 でもここでオイルステインの塗り方をYouTubeで予習しておかなかったことに気が付く。何事も先達はあらまほしきことかな、と丸ノコの使い方からあれこれYouTubeで予習して、ここまで迷うことなく一気に作業を進めてきましたが、ま、でも。やるしかない。というわけで塗りたくりました(笑)。
 オイルステインはナチュラルな薄めにしましたが、塗りたくってしまったので、少し濃い感じになってしまいました。うーむ。完成です!

 今ごろオイルステインの塗り方の勉強をしているのだが、仕上げにはニスとかオイルフィニッシュという塗料を塗るのがいいみたい。なるほど。でもまあ作業所で使う作業台なのでこれで充分な気もするし、ダイニングテーブルじゃあるまいし、あんまりきれいにしてもねぇ。
 ああ、でもやっぱりこのテーブルでビールが飲みたくなりますな(笑)。ペットボトルの水じゃぁねぇ。

 テーブルでも椅子やベンチでも、わりと考えなくてはいけないのは、高さですね。今回は作業台だし、立ったままの姿勢でも力が入るように、8本のウマの足は80cmとフンで作ったのですが、これがどうだったか、今後の使用のなかで確認しながら、高過ぎなら脚の長さを少し切って短くするかもしれません。

 午後は長男と籾摺機の掃除など。それがだいたい終わったところで色彩選別機の点検などをお願いしていたサタケのメーカーの若者が農機センターのいつものKさんといっしょに登場。あちこち観てもらって、カメラの調整もしてもらい、交換すべき消耗品などを観てもらったが、さて、いくらくらいなるのか。数日後にまたあれこれ交換に来てもらうことになる。

 僕のほうは籾摺機の掃除が終わったところで、今さらながらだが、残っていた苗箱の整理で、苗箱を洗う。洗ったあとは二、三日かけて自然乾燥ですな。
というわけで、秋の稲刈りの準備も着々と進行中(笑)。