↑知らないとどれがへアリーベッチなのかわからないかもしれませんが、芽が出て少し伸びてきました。
14日(土)
今日は指導農業士会の視察研修で、大阪の米卸と産直のスーパーマーケットへ。
お昼はチャンコ鍋のお店に。とてもおいしかったです。産直のスーパーマーケット、生産者の農家さんの写真がたくさん貼ってありました。和歌山の農家からが多い、ということでミカンが並んでいましたが、入り口から奥の突き当たりまで、一つの通路の片側は全部ミカンで農家ごとに紹介の顔写真とともに売られていました。こうなるとなかなか選びにくい気もする。写真の撮り方とか表情とかも大事になってくる気がするが、そうでもないのかな。
外のテントで売られていたドライフルーツを売っているオッチャンのセールストークにすっかりやられて、乾燥無花果と梅めかぶ茶を買ってしまう。外で風が冷たいので熱い梅めかぶ茶のうまさにやられてしまう。
そんな世界遺産の真ん中にいたとは、つゆ知らず。たぶん古墳が大きすぎるし、建物が周りに立っているし、空からみないとよくわからないんだろうな。うーむ。
クリント・イーストウッド監督『ミリオンダラー・ベイビー』(2005)を観る。二度目だと思っていたが、初めて観るような気がする(笑)。こんなラストだったっけ?まあ、それはそれで、新鮮でいいんだけど(笑)。
イーストウッドの映画はわりと粗削りなところもあるが、余韻が残るものが多いよなぁ。
15日(日)
午前中に同じ村の農家から、クズ豆の処分を頼まれる。処分といってもブロードキャスターでうちの田んぼに撒くだけだけど。
お昼に若いご夫婦がお米を取りに来られる。いろいろこのご家族とはご縁があってずっとうちのお米を食べてくださっている。ありがたい。高校生の頃を覚えているが、ずっとご両親と話をしてきたので、久し振りに顔を合わせる。懐かしい話やら近況報告をしたり。
夕方から “世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策事業” の村の役員会。
大河ドラマ『光る君へ』が最終回でした。うーむ。見逃し配信もあったので、たぶん全部観たぜ。一年間、楽しませてもらいました。大河ドラマを観ていると歴史の勉強にはなる、という気もしていましたが、今回は、まあ、史実と比べると・・・。だいたいでも大昔の人の名前はいささか身近になったかもしれません。だいたい藤原が多くてこんがらがりますから。
紫式部と清少納言は有名だけど、藤原兼家、道隆、道兼、道長。で伊周(これちかがいささか読み難い)、隆家。天皇は花山天皇、一条天皇、三条天皇、後一条天皇。それから定子と彰子はそれぞれサロンのようなものを作りましたね。公卿では公任と行成が歌や漢詩が上手だったり、字が美しかったり。あと藤原実資(ふじわらのさねすけ)がわりと目立ってましたね。秋山竜次が演じてました。色黒で目立ったのかもしれませんが、「賢人右府」と呼ばれ、実資の残した日記『小右記』はこの時代を知る貴重な資料となっているそうなのですが、もちろん『小右記』は未読です(笑)。吉高由里子の魅力はやはりあのよく動く眼ですな。
16日(月)
朝のうちは、発送準備。
それから父を近所の整形外科につれていく。
午後は精米などをして、発送。
17日(火)
午前中は、事務仕事など。あといくつか電話対応など。お昼前から畦畔の草刈りに出る。
長男は荒起しに。
父を整形外科に連れていって待っている合間に合間に読んで、高津佐和宏『金持ち農家、貧乏農家』(かんき出版)を読了。なかなかストレートな身も蓋もないようなタイトルです。ええ『金持ち父さん、貧乏父さん』からのパクリでしょうけれど、おもしろく読めました。だいたいは僕も普段から感じていることだったし。じゃ、農業経営コンサルタントになれるかというと、なれそうにないし、実際のところは貧乏農家だったりするので、困ったものだなぁ(笑)。でも愚痴はこぼさないぜ。前向きに考えるぜ(笑)。