現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

「オーガニック近江米フォーラム」と作付け計画と乾燥機の大豆の入れ替え

15日(水)
 午後から近江八幡市のホテルで開かれた「オーガニック近江米フォーラム」に参加。滋賀県のみらいの農業振興課の企画ですけど、三つ講演があり、オーガニック米の生産・流通・販売というテーマに別れて座談会。いろいろ刺激があり、勉強になる。滋賀県では昨年新品種の「きらみずき」を本格的に栽培をはじめて、環境こだわり米はもちろんオーガニック・有機栽培にも先進的に取り組もうとしています。
 
 オーガニックな座談会でしたが、・・・。私が参加したのは流通の関係者が多い座談会でした。うちはオーガニック米、有機栽培のお米はネット販売しているので、顔はわかりませんが、農協や卸さんに出荷するより、直接、お客様に販売している感覚はちょっとあります。
 オーガニックな農産物の普及について、いろんな意見がでましたが、なかなか消費者のみなさんに、今の一般的な栽培方法とどこがどう違って、どんな手間がかかって、というオーガニックの値打ち、有機栽培の価値がうまく理解されていないのではないか、という意見があったり、農産物というか植物全般にたいする感覚が、今の若い人は違うのではないか、という意見も。タネを播いて、水をやって、草をとって、収穫するという、そうしてそれが人の食べ物になる。農業全体の様子が見えにくくなっているのではないか、という意見も。そうしてそこへ流通というまた別の仕事もワンクッションあって関わってきますしね。
 クルマでいったし、あとの交流会に参加できなかったのはちょっと残念。ま、ホテルの料理とお酒は楽しみたかったけれど。久し振りに湖岸道路をつかって近江八幡まで往復する。

 大相撲の宇良の取り組みをライブでは観られなかったので、見逃しで観たら「伝え反り」という反り技で大きな高安を転がしていました。わからないけどこの日1番国技館が湧いたのじゃないか?やってっくれるぜ、宇良関。ファンにはたまらない(笑)。

 いつ読めるかもわからないが椎名誠の本を3冊も買ってしまう。でもしばらく読んでいなかったので3冊とも楽しみではある。

16日(木)
 朝、うっすら積雪。
 父のデイサービスのことでバタバタする。
 それから事業承継のこともあり、農協でUさんもはいってもらって長男と今年の作付け計画の話をする。

 午後は乾燥中の大豆「里のほほえみ」の水分を計ったら、14.1%になっていたので、排出して、今度は青大豆の「小糸」を乾燥機に入れる。むふふふ。

 夕方、大相撲を観る。遠藤は狼雅に勝って2勝3敗。宇良は翔猿に負けて2勝3敗。でも宇良の一番は物言いがつきました。ほんと行司泣かせのお相撲さんですな(笑)。
 あと今場所王鵬が負けなしの五連勝。0勝4敗だった熱海富士が横綱挑戦という噂の4勝負けなしの豊昇龍を投げ飛ばしました。豊昇龍は好きなお相撲さんでもあるのだが、熱海富士も好きなので、投げ飛ばしたところで思わず拍手。会場も両手をあげてガッツポーズをしている人も多くて、初白星の熱海富士への応援も多くてちょっと笑える。
 横綱照ノ富士が2勝2敗で休場していたが、夜のニュースでは引退の意向を固めたとか。口にはあまり出すことはないにしても、お相撲さんはたいていみんなどこかに怪我を抱えていて、それとうまくつきあいながらだましだまし相撲をとっているところがあるという話はよく聞きます。照ノ富士も怪我に苦しんできました。満身創痍なのは負け方を見ればわかります。大関をはっていたのに、関脇に落ち、前頭に落ち、十両に落ち、序二段まで落ちて、それからまたどんどん上げて横綱になってしまうんだからすさまじい強さですよね。とくに心の強さ。復活してきてからは応援せずにはいられなかったなぁ。ファンで応援している遠藤も宇良も同じ。休場して幕下41枚目に下がっている朝乃山も同じ。今日、テレビで解説をした貴景勝もそうでした。もちろん復活できる人はまた運もいい人で、一つの怪我で復活しようにも出来ない人もたくさんいるのが勝負の世界。もちろん興行なのはよくわかっているのですが。うーむ。ご苦労様でした。

国道8号線バイパス沿いにできていた丸源ラーメン長浜店の肉そばを注文する。