現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

大相撲初場所と沢木耕太郎と宝くじ売り場と1月の快晴の夕暮れ



11日(水)
 午前中は精米など。

 大相撲が始まると、どうしても気になってしまうなぁ。四日目を終わって関脇高安は1勝3敗。前頭7枚目宇良は2勝2敗。前頭9枚目遠藤も2勝2敗。十両12枚目朝乃山は4勝0敗。まだ序盤ですからどんどん頑張ってほしい。豊昇龍、いいねぇ。強いねぇ。横綱が欠場で大関が一人、関脇が4人の場所ですからね。これから盛り上がるはずですね、たぶん。

 そういえば、昨日、テレビで久し振りに沢木耕太郎を見る。75歳の沢木耕太郎。去年10月に『天路の旅人』という新しい本を出したので、その宣伝ということこともあるんでしょうけれど。25年かけて書き上げた9年ぶりのドキュメンタリーだそうです。
 ま、沢木耕太郎が書いたものなら間違いはないでしょう。(ああ、でも今、Wikiを見たみたら、知らない本がたくさん出てきて、あれ?ぜんぜん読んでいないことに気付かされました。)これまで読んできた文庫本の『解説」や雑誌での記事で、何人もの人が沢木耕太郎の魅力を語っていましたが「女性にもてる」「女性から好かれる」というのを何度も読んだ気がする。もちろんその文章、文体からさもありなん、と思ってはきたけれど、75歳の沢木耕太郎がテレビの画面の中でみせる上品さ、はにかみ、情熱、それから目元にたたえられた笑み。ははん、と思ってしまいました(笑)。インタヴューを終えた若い女性アナウンサーが「目がキラキラしていて・・・」とキラキラした目でおっしゃっていて、もう完全に沢木耕太郎の魅力にはまっておられました。さすがだねぇ。

 夕方、「年末ジャンボ宝くじ」の換金をすべく売り場窓口に持っていって「七億円当たっていませんか?」と差し出すと、オネエサンはクスッと笑ってくださって「さあ、どうでしょう?調べますから二番の画面をご覧くださいね。」とおっしゃる。画面には1枚1枚確認していく様子が映し出されていきます。「大きいのはありませんでしたね。」とのことでした。「●△×◎くじはいかがですか?」と今販売中のくじをすすめられたが「今、ショックが大きいので、今度にします。」と申し上げると「はい。じゃ、また今度。」とおっしゃるのでありました。
 その宝くじ売り場からの帰り道。1月の快晴の空と夕暮れの光と県境の山々の雪があまりに美しかったのでカメラを向ける。太陽が沈んでいくのは琵琶湖の向こう湖西の山々であります。北陸自動車道とあの山の間には琵琶湖が広がっているのだが、高速道路の盛土のために見えませんな。ええ、動画は例によって何も起こりません(笑)。