現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

田植えと尻踏みと風と

17日(土)
田植え。「秋の詩」を植える。肥料は肥料会社の実験田ということでハイ窒素肥料(15㎏の肥料の25%が窒素成分の肥料)を同時に側条施肥する。

18日(日)
尻踏み。昼前から風が吹いてきて、田んぼの水が吹き寄せられてしまう。尻踏みの時には、田んぼの水平をとる最終段階で、きれいに均す田んぼの水平を水でとるわけだけれど、これではとてもじゃないけどわからないので、半分は風の吹く前の記憶で水平をとる。毎年のことなので簡単なことだろうと思われるかもしれないけどこれがなかなか手間のかかることなのです。気にし出すとキリはないわけですし。
午後はトラクタでしたあとを馬鍬で均したのですが、水が吹き寄せられていて高いところに水がないものですから、土を引くにも、長靴を動かすのにも苦労しました。やれやれ。

19日(月)
朝から強い風。夕方から雨になるらしい。窓も木々も唸っています。
雨は夕方からということなので、朝、田回りであちこち水を入れる。風も吹くと水も蒸発するわな。

ヘップバーンの『ティファニーで朝食を』を観る。うーむ。
返却してYMOの『UCYMO』と大滝詠一ロングバケーション』DVDでは『おもひでぽろぽろ』『スティング』『ハリーポッター 賢者の石』を借りてくる。

日高敏隆選集IV 人間についての寓話』読了。日高先生のエッセイ集です。おもしろいです。自分が思っても観なかったことを提示されると興奮しますね。これも遺伝子に書き込まれていることなんでしょうね。
そういうわけで枕頭本は『藤沢周平全集18巻』に。「よろずや平四郎活人剣」です。ああ、いい風味です。でもまあなんでもそうですけど、剣の腕が立つ、というのが条件ですわな。浮浪雲でもそうだし。