今日は一日、雨。よく降った。でももう全然寒くない。
ドゥービーブラザーズである。いい。すごく。いい。
昨日の夜、iTunesで音楽をランダムに流していたら、ドゥービーが突然流れてきて、心がふるえてしまった。ドゥービーでなくても、スティービー・ワンダーとか、ローリング・ストーンズとか、アース・ウインド・アンド・ファイアとか。若い頃、集中的に聴いた音楽が突然鳴り出すと、胸がキュンとなったりする。
先日から枕頭本にしている伊丹十三『女たちよ!男たちよ!子供たちよ!』は三十年ほどぶりの再読になるのだが、今読んでも、むちゃくちゃおもしろいではないか。というか、結婚もし、子どももいる今の方が、昔よりよくわかるぜ、とつぶやいてしまったりしている。
伊丹十三がキューピーマヨネーズのコマーシャルに出ていたのはあれも学生時代頃だから、もう30年も前の話になるのである。伊丹十三が出ていたからマヨネーズはキューピーにしていたし、開高健が自由の女神の足下で大きな魚を釣り上げ、村松友視がワンフィンガーだのツゥーフィンガーだのとバーで話をしていたようなので、もっぱらサントリーのウイスキーを愛していた。
ああ、すぐに影響は受けますよね。
伊丹十三監督『マルタイの女』をDVDで観る。おもしろかったです。楽しめました。
一応これで伊丹十三の映画はすべて見たことになります。伊丹十三の新しい映画がもう観られないことも、新しい文章が読めないことも、つくづく残念なことだなぁ。
YouTubeで81年のドゥービーのライブを見つけました。この映像、昔、長浜の飲み屋さんでかかっていたのをカウンターでずっと観ていたことがある。いやー、ギターのカッティング。いつ聴いても、何度聴いても、カッコいい。