23日(火)
今朝は晴れて思いのほか冷え込む。でもその後気温はどんどん上がってうれしい。
朝は事務仕事と精米など。
午前中はその後ムーヴのタイヤをスタッドレスからノーマルに交換する。長男もジムニーのタイヤを交換している。
午後、長男は荒起しに。僕は歯医者さんに。やれやれ。
夜、アシュリング・ウォルシュ監督『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』(2016)を観る。楽しめました。モード・ルイスという画家を知りませんでしたが、でも絵はどこかで観たことのある絵のような気がしてましたがうまく思い出せなかったけれど。なるほど。実話をもとにした映画らしいです。ガスも電気もきていない小さな家で、田舎暮らしの日常をテーマに、動物や自然の美しさを描き続けた画家、ということになります。主演はサリー・ホーキンスとイーサン・ホーク。二人とも達者な演技です。リューマチって、えーっと、どんな病気だっけ。サリー・ホーキンスはどこかで見た顔だと思っていたのですが、『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)でしたね。『わたしを離さないで』『ブルージャスミン』にも出てたのか。イーサン・ホークも不器用で武骨な男を演じていて、これまたいい感じ。涙腺の緩みきっている私としてはときどきウルウルするところもあったのだが、実話ベースだけにわりと淡々と話はすすんでいきます。もうちょっと説明があっても良かったかもしれないけれど。
最初にモード・ルイスの絵を買ったニューヨークから休暇でやってきていたサンドラのことももっと知りたい気がするし。絵が初めて売れたときの「絵が売れたぁ。」というモード・ルイスのつぶやきのようなセリフが染みました。「米が売れたぁ。」とつぶやいたときのことを思い出したので(笑)。
絵を描く。歌を歌う。ダンスをする。物語を読む。作文を書く。幼稚園や小学校の低学年で習うことって、じつは幸福感を得るとても大事なことなんだなぁ、とあらためて思います。うーむ。まあもっとも、手をつなぐとか、身体をくっつけ合うとか、そういう身体的なものの方が直接的ではあるけれど。
映画のポスターに書かれている通り「人生は、美しい色であふれている。」それはたぶん間違いないことなんだけど、なかなかね、それに気がつけないんだ、これが。みんなバタバタして暮らしているからね。ま、だからといって春の日没や春のあけぼのを、ああ、美しい、と思ってiPhoneで1/30秒でさっと一瞬で切り取っても、これがなかなか他人に伝えられる写真になるわけでもないんだけど(笑)。なにごとも練習、修練、鍛練、稽古、訓練が必要なことも、また間違いないですね。そういうのは中学生くらいから習うのかな。習うというか経験して自然とわかってくるのか。だから練習や訓練の大切さに気がつくのは個人差が出ますね。
幼稚園や小学校の低学年くらいだと、理屈や理由なく夢中になる、ということが大事というか、いつの間にか夢中になってますわな。そうしてやっぱり練習、修練、鍛練、稽古、訓練も大事だけれど、夢中になることがもっと大事だということも、オジジになってくるとわかってくるんだけど(笑)。
24日(水)
朝から快晴で、今日も朝は冷え込むが気温は上がってくるらしい。
今日は最初の温湯消毒をして種籾の浸種にはいります。