現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

雨の中の用水路掃除の一日と桜の開花とフキノトウで日本酒をいただく


21日(日)
 今日は地域の農事組合の水路掃除。午前中は下の圃場整備地区。午後は新田地区だ。朝のうちは降っていなかったが、9時過ぎから雨になる。午後はけっこうなどしゃ降りの中の作業となりました。みなさんカッパを着込んでの作業。
 いささか疲れましたが、ま、爽やかな疲労感です、とブログには書いておこう。


 三重県から志摩からワカメとアオサをいただく。ワカメをさっと湯通ししてポン酢でいただく。めちゃくちゃうまい。ワカメの厚みと歯ごたえがすごい!アオサはすこしみそ汁に入れるだけで、海の香り。ありがたい。


22日(月)
 今日はもっといいお天気になる予報だったが昼過ぎまで厚い雲と雨。午後遅くなってから青空になる。
 午前中は事務仕事と精米など。
 午後はお米の配達など。長男はトラクタで大豆あとの圃場の二回目の耕起。
 ラジオでセンバツの中継を聴いていた。コロナでなんとなく静かな球場なのは感じる。でもアナウンサーと解説者はゲームを盛り上げているけれど。今年はピッチャーがいいらしい。なかなか忙しくなってきていてテレビはなかなか観ていられないけれど、ラジオで楽しみます。



 朝、雨に降られながら、ビビ号と散歩してたら、ソメイヨシノが三輪咲いているのを見つける。三輪だと開花宣言はできないのかな?この調子だと三月中に満開になりそう。入学式の頃にはもうあまり残っていないかも。このあたりは彦根城の桜が今までは開花宣言の基準だったのだが。
 あ、今ネットで調べてみたら、やっぱり今日が彦根開花宣言日になってますな。平年が4月2日ですから11日早いし、去年も早かったのだが、去年よりさらに五日早いのだそうですな。やはり温暖化?毎年の異常気象?


 というわけで、ふっと気がついてうちの田んぼの畦畔を見に行く。ええ、フキノトウが出ていましたけど、ちょっと食べるには遅いかな、って思ったけれど、探せば出てきたばかりの若いのもけっこうありました。で、被ってきたウインドブレーカーのポケットにいくつも入れて持って帰る。ポキッとちぎると苦味のあるすごくいい匂い。
 ゆがいて、鰹節をすこしだけかけていただく。お昼にはちょっとご飯に乗せて。夕方は日本酒で。毎年思うけれどフキノトウのこの苦味は大人の味ですな。ご飯もすすむし、日本酒でも舌が苦味で洗われるような気がして、日本酒の旨味が引き立ちますな。