現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

フキノトウが出ていたことと米ぬかのぼかし肥料


5日(土)
天気がよく、暖かい。父が今日も荒起しに出てくれた。父が乗るのは小さいトラクタなので、今日はわりと乾かない田んぼで苦労したみたいだ。
午後は市の農業委員会が主催の「未来農業経営塾」に参加。Sさんの「未来に誇れる長浜ブランド米をつくろう! 〜みんなが知らない本当のお米づくり〜」という演題の講演を聴く。おもしろいお話だったが、カルビン回路の話なんかも出てきて、ちと難しかったかも。ま、食味向上の技術は日々進化しているということですな。勉強もし、観察もしながら、米づくりしていかないといけませんね。



6日(日)
雲が多かったが、暖かい。
朝、犬との散歩道でフキノトウを見つける。もうそういう季節です。フキノトウも食べてみたいが、ま、道端だし、よその田んぼの脇なので、ここは我慢。毎年、うちの田んぼの畦畔にフキノトウが出るので、それを待ちます。僕以外だれも歩かないし、除草剤も使っていないので、安心だし。
フキノトウは苦味があるけど、味噌でいただきたい。
午前中は精米など。


それからポリバケツを一つ買ってきた。70Lのちょっと大きめのやつ。昨日の講演会のあと、Sさんが「これ、使ってみますか?」と発酵させた米ぬかをすこしいただいたのです。米ぬかのぼかし肥料は、米の旨味にもいいみたいだし、分解も速いですから。ちょっと増やして試してみようかと思っています。


午後は事務仕事など。肩が凝りますわ。


夜は大河ドラマや「被曝の森〜原発事故 5年目の記録〜」というドキュメンタリーを見る。テレビを見ながら、豆腐にゴマ油と塩コショウしたネギをのせたり、ウルメイワシをちょっと焼いたりして、ビールをいただく。ありがたい。長女が横から黙ってウルメイワシに手を伸ばして勝手に食べるのが、なんだか笑える。