現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

桃の節句とハマグリのお吸い物


3日(木) 桃の節句
朝は霜がおりていたが、晴れてどんどん気温が上がる。ありがたい。
朝のうちに精米など。お昼前に古本屋さんへ。
「梅花亭」という評判のラーメン屋さんがあるという噂で、古本屋さんの帰りに寄ってみたら、ちょうどお昼時だったこともあり、20分ほど待って淡海せたしじみラーメンの鉄板チャーハンセットをいただく。これが、あーた、うまいんだ。上品なスープを汗だくになっていただく。
午後はスーパーに買い物に出たり、事務仕事。


スーパーでハマグリを買う。大きなハマグリはあまりなく、ちいさなやつが並んでいた。これでは潮焼きとはいかない。ま、ひな祭りなので、ハマグリのお汁用なのであろう。韓国産と三重県産とが並んでいる。あれこれ散々思案のあげく三重県産を所望した。ぱっとみた感じ、韓国産は貝殻の色がなんとなく白っぽく、三重県産はなんとなく黒っぽい。それぐらいしかわからない。値段は三重県産が1.4倍ほど。運び賃はぜんぜん違うだろうに。
あとマグロの切り落としが安かったので、これも購入。ほんとうは柵も並んでいたので、銀座の板前さんに教えてもらった包丁さばきで、すーっと手前に引いてお造りにしてみたかったが、値段がぜんぜん違うので、切り落としの方にする。ま、いい醤油やわさびがあるときに柵で一度は買ってみたい。(笑)


ハマグリのお吸い物を作ろうと思ったら、砂吐きをさせていないことに気がついて、明日に延期する。ま、こういうこともありますな。


4日(金)
今朝も霜が降りた。快晴の朝で、気温はどんどん上がる。春はあけぼのである。
あんまり天気がいいので、父がトラクタで荒起しにでてくれた。秋起こしができなかった田んぼが何枚かあるのだ。
僕は事務仕事の追い込み。


夜は長女がおいしいギョウザを作ってくれて、みんなでハフハフと熱いギョウザをいただく。で、その後、ハマグリのお吸い物を僕が作ってみる。砂吐きをしたハマグリをゴシゴシと洗って、4杯分を量って水に入れ、火をつける。口があいたら火を止めて、白だしをいれ、ミツバがないので、ネギの白いところを縦に細くヒゲ状に切って薬味とする。
あまりの美味さに、うちの女性陣はみんな声も出ない状態でした。(笑)
料理は出来上がりをすぐに出すのが基本ですから、それに忠実のあまり、あせって写真を撮り忘れてしまう。ま、こういうこともありますな。無念である。


今朝の読売新聞の記事。僕は井山裕太名人のファンなので、その師にあたる石井邦生九段の記事に目が留まった。棋戦の優勝経験がないとは知りませんでした。あれこれ思いが巡ります。