現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

淡雪と児玉幸多編『くずし字解読辞典』

児玉幸多編『くずし字解読辞典 普及版

1日(火)
三月である。弥生である。もっとも旧暦ではまだ睦月の23日ですけどね。昨夜からちょっと降っているな、と思っていたのだが、目が覚めたら三センチほどの積雪。雪のやんでいる間にと犬の散歩に出かけたが、途中から吹雪きになる。
ま、でも朝のうちに雪はおさまりました。春の雪ですので、午後にはみんな融けてしまいました。


午前中は精米など。
午後は営農組合の総会。総会はなんとか無事に終わってありがたかったが、その後の研修会では、所得の向上をめざして、転作ではなく水稲が終わってからの田んぼの利用や6次産業化の勉強など。



2日(水)
今朝も目が覚めたら三センチの積雪。アワアワとした春の雪が木々に積もって、雪の花のよう。朝の犬の散歩の時間はとても美しい時間でした。しかし春の淡雪ですから、午後にはほとんど消えてしまいました。晴れてくれば、春の陽射しです。


午前中はお米の精米など。
午後も精米とあれこれ。


前回のブログで京都の湯豆腐屋さんの掛け軸の字が読めない、という話を書きましたら、さっそく恩師からブログにコメントをいただいて読み方を教えていただきました。ありがたいことです。
で、掛け軸の字句のくずし字の調べ方の辞典、児玉幸多編『くずし字解読辞典 普及版』(東京堂出版)も同時に教えていただきました。ちょっと迷ったのですが、Amazonでクリックしてしまいました。起筆で検索する形式のようで、少しなれも必要のようですが、掛け軸はもちろん扁額でも古文書でも、毛筆のくねくねした文字を見ても、まったく読めずに、「ほほう」と唸ってみせるばかりというときが、何度かあったような気がするので、ええ、何度か。ひょっとしたらこの辞典で新たな楽しみができるかもしれないと思ったわけです。昨日クリックしたら、すでに今日の午後届きました。さてさて、というところです(笑)。


それから注文しておいた坂本龍一のベスト盤というのか『US』と『CM/TV』が届いたので、楽しんでいる。同時にかった『UF』はまだ届かない。三つとも中古版なので一緒には届かないのだろう。『CM/TV』は文字通りコマーシャルやテレビ番組で使われた教授の曲。『UF』は映画音楽、『US』はそれら以外のソロ活動の曲ということです。たいてい知っていると思っていたけれど、まあ、教授選曲のベスト盤ということですから、買ってみました。しかしなんですな、『CM/TV』は知っている曲もありましたが、ほとんどテレビやコマーシャルで聴いた覚えがないというのは、どういうことだろう(笑)。70年代後半から90年代というのは、あまりテレビを観ていなかったからかもしれないな。そういうことにしておこう。


それにしても三月だ。あれこれ苗代の準備、田んぼの準備で、ちょっとあれこれ気がせくような季節を迎えますな。明日は桃の節句だし。