現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

一日、こなし(荒代かき)作業

一日、こなし(荒代かき)作業。20日過ぎに田植えする分の準備です。今日はいい天気でしたが、風がけっこう強くて、浅水代かきを励行してますが、水が風下に吹き寄せられてやりにくかったです。


昨日の雨で長女と次男にせがまれて本屋にいき、次男に『Major 15巻』を買ってやり、長女は長女で何やら勝手に小遣いでマンガを買っていた。僕は白洲次郎の『プリンシプルのない日本』を買おうと思ったのだが、どうにも本屋さんで見つからず、青柳恵介『風の男 白洲次郎』を購入。帰ってきて図書館に本を返しにいき、『藤沢周平全集 第八巻』と早坂優子『絵ゴコロ読本』は引き続き借りることにし、新たに中野孝次良寛のよぶ聲』、熊谷守一『へたも絵のうち』、『500の自画像』(ファイドン株式会社)を借りる。


写真ではよくわからないと思いますし、僕の下手糞な絵ではよけいにわからないと思うのですが、代かきをして水を張られた田植え前の田んぼは美しいですね。特に夕暮れに夕空を映しているのがいちばんだと思いますが、日中の青空でも曇り空でも、空を映していたり、遠くの山並みが写っているなんてのはいいものです。畔で四角く人工的に切り取られている効果もあるのでしょうね。美しいものだとつくづく思います。


そういや、レンゲを緑肥にしようとして12月に種を播いたけどうまくいかなくてトラクタで耕耘したと書いたのですが、耕耘してから芽が出てきたのでしょうか、荒代かきしようというこの時期になって葉はそんなに茂ってはいないのですが、ちゃんとレンゲの花が咲いていました。でも緑肥になるような量でもないし、困ったものです。まそのまま代かきして泥の中に埋めておきましたが・・・。