現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

レンゲとナタネの種をまく人となる

tsujii_hiroaki2007-10-10

一日すばらしい天気。快晴だっ!
午前中は昨日の続きで小麦を播く田んぼを乾かすために四隅をまたスコップで掘って溝を作り、溝を繋げた。
天気がいいので疲れるけど畦畔で休んでいても、汗がすーっと乾いていくのがわかるし、田んぼの水たまりにはミジンコやゲンゴロウやカエルやらがいて、快晴の青空の下を赤とんぼが飛び、ひこばえの生えた田んぼではキチキチバッタがあちこちでキチキチと音をたてながら飛び上がっているのでありました。こういう時に田んぼで休憩できるなんて百姓冥利につきるというか、なんだか知らないけど「ありがたいこっちゃねぇ」と独り言をつぶやいてしまうようないい気分なのでありました。
午後は先日トラクタで起こしたところにナタネとレンゲの播種をしました。ミレーの「種まく人」さながらに肩から布の袋ならぬバケツをつるして手を振るようにして播きました。去年も緑肥にしようと思ってレンゲを播いたのですが、播く時期が遅かったのかほとんど発芽せず失敗。今年はなんとか田んぼ一面に花を咲かせて欲しいところなんですけどね。で今年はナタネも緑肥にと思って播いてみました。うまくいくといいのですが。うまくいけば稲の無農薬栽培にも挑戦してみたいところです。うまくいけばの話しですが。