現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

尻踏み(仕上げの代かき・植代かき)をはじめる


今日もなかなかいい天気。暖かい。午後は少し風が吹いてきた。
朝、苗代の確認。父が五月中旬植えのトンネルに穴を開けてくれた。
プール苗代には少し水を足す。もうそろそろ不織布をはずしてもいいかも。まだスズメなんかにやられるかな?
ロータリーのチェーンケースのカバーがすり減ってしまっているので新しいのに交換する。ボルトもすり減ってしまっているので緩めるのに難儀する。


でまず畦塗りにでる。田んぼ2枚を塗って、トラクタにドライブハローをつけて尻踏み(仕上げの代かき・植代かき)にでる。去年から作らせてもらっている田んぼなのだが、幾分高低の差が大きいし工事で尻水戸あたりがずいぶん低くなっているので、土を引き均しながら尻踏みをする。丁寧にやったので時間がかかってしまった。遅い昼飯。午後も尻踏みにでる。
尻踏みを終えるとあとは田植えとなります。水が落ちてしまって土がしまり過ぎないように尻水戸の高さを調整し、明日尻踏みする予定の田んぼを見て回って水の具合を確認しました。
畦塗りもそうだしこなしも尻踏みも代かきは水が多過ぎても少なくてもやりにくい。何度も書いたけど「米づくり飯になるまで水加減」という口伝の通りなのでありました。


今朝、犬の散歩で田んぼを道歩き、麦の圃場のところを通ったらキジを発見。ほっぺたの真っ赤なオスのキジ。犬のレノンより先に気がついたのですが、すぐに麦の中に隠れたのだけど、さすがは犬のレノン。姿は見えないけど匂いでわかったのか、ぴくんと耳を立てて麦の方を向く。すると突然キジが麦の中から飛び立った。うーむ。空飛ぶキジもなかなか美しい。しかしなんだですね、イヌとキジ、これでサルでもいたら、あたしゃ桃太郎ですな。
画像は夜明けのイヌの散歩の田んぼ道。


夜は地域の寄り合い。