現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

よく降る雨。もうこらえてね。


ああ、ほんとによく降ります。もうこらえて欲しいです。雨。


今日もほとんど一日降っています。昨日から大雨洪水雷注意報がでっぱなしだし。お昼前に24時間の降水量がこのあたりで100ミリを越えたと言っていました。100mmというと10cmですから、24時間で田んぼの水位も単純にいえば10cm上がるわけです。田植えしてある田んぼは尻水戸を調節加減してあるので、そうでもないのですが、まだ田植えしていない、尻踏み(二回目の代かき)の田んぼは尻水戸の調節をしていなかったので、もう田んぼの水もたぷたぷで海か池のような様相で、大変なことになっています。


それにもかかわらず、苗代の苗がだいぶ伸びてきているので(気温が上がってきています!)、早く尻踏みをしてしまおうと知らず知らずのうちにちょっと焦っていたのがいけなかったのだろうなぁ。今日も午前中、無理して水位の上がった田んぼで尻踏みをしてしまったものだから、濁った田んぼの水を落とすわけにもいかず(田んぼの水が濁っているということは、水に泥が浮いている、土が浮いているという状態ですから、その水を流すと田んぼの大事な土が流失することになりますし、琵琶湖に泥が流れ込むことになります。)いよいよ水位は上がって、畔を波があらって畔が痛むし、いささかつらい状況です。
田植えしてしまっていれば、よかったのですが、ちょうど代かきのときと重なってしまったものですから、尻水戸の調節もしにくく、つらい状況です。でもまあしょうがないところです。


ああ、また雨足が強くなってきた。やれやれ。すでに水はけのよい小学校の運動場も海となっています。


で、午前中はいささか無謀にも尻踏みをしたのですが、午後は尻踏みは中止して、カッパを着て、田んぼの尻水戸の確認やら調節で田んぼを歩く。もうこのあたりでこらえて欲しいところです。やんでくれ〜!こらえてくれ〜!


午後はそんな田回りも3時過ぎで終わったので、小林朋道先生の本を読もうと思っていたら、次男が“あそこに送っていけ”だの、長女が“学校へ迎えに来い”だの、あれこれ言われてアッシー君をさせていただく。そうこうしているうちに雨足はいよいよ激しくなるのでありました。


長女を迎えに行った待ち合わせ場所が、学校の目の前のコンビニだったので、車を停めて中へ入っていって、ビールとウイスキーのポケット瓶(バーボンだぜ!、JIM BEAMだぜ!)を買い物カゴの中に入れていたら、長女から「お父さん、ナニ、お酒買ってるん!?」などといささか大きな声で言われてしまって、一緒にいた長女のお友達にもクスクスと笑われてしまったのでありました。ま、確かにお酒を買う時間帯としてはすこしまだ明るかったのですが。いやはや。


あ、久しぶりに飲むJIM BEAM。旨いじゃないか。