現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

雪で子どもを送っていくことと七草粥


朝から雪。昨日の朝に続いて大雪警報が出ている。新たに積もった雪は15センチ位か。わっせわっせと雪かきをする。


今日から三学期が始まるのだが、この雪では長男も長女も自転車ではいけそうにないので、車で送ってやることにする。同じ学校ならいいのだが、方向は反対。やれやれ、というところだが、二人とも車に乗せて早めに出発。混んでいる。渋滞だぁ。しかしまあ勝手知ったる地元の道だから裏道、抜け道(さすがにまったく除雪のしていない田んぼ道は通らなかったけど)を四輪駆動でズズズ、ジャジャジャ、バシャバシャ、ギュギュギュと通ってなんとか遅刻しないように送り届けた。いやはや。


で、朝、雪かきをしていたら、長女の同級生の女の子がコートにマフラー長靴、手袋に傘という格好で歩いて通学しているのを見る。この時期の田舎の道は車道は除雪されるけれど、なかなか集落を出たところの歩道なんかは除雪されないし、融雪装置のあるところなんかは車のはね飛ばす水がかかったりで、なかなかたいへんなのだ。うちよりも一つ山がわの集落の子で一番近い高校に通っているから、どうかな5キロか6キロほどの道のりだと思う。その姿を見て知っていながら、僕は車で送っていったのだが、親の教育力が違うなぁ、と思ったことでした。うちの子はまた学校が終わると「迎えにきて〜」と電話かメールを入れてくるに違いないのですから。