現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

快調に第三弾の田植え終了!!


朝、5時に目が覚めたときには、雨。
予報では、朝のうちで雨はあがるということなので、雨があがり次第田植えをすることにして、それまでは準備準備。
ざっと田回り。どの田んぼも満々とした水。昨夜はけっこう降ったみたいですね。当然、田植えしようと尻水戸を下げておいた田んぼもたっぷりとした水で、やれやれ。これでは田植えはできないので、さらに尻水戸を下げる。
それから雨の中、犬の散歩。散歩しているうちにだんだん雨も小降りになってきた。


天気予報やら雨雲レーダーなんかを調べる。あ、もうすぐ雨雲が通過しそうと思っていたら、雨がやんだ。北西の空から青空が見えてきた。うれしい!さっそく軽トラに肥料を積んで、田んぼへ運ぶ。満々とたたえた水に映る緑の山と青い空と白い雲。息を呑むほど、胸がキュンとなるほど美しい。あいにく今日もカメラがないが、iPhoneなら朝から雨雲レーダーと睨めっこしていたのでポケットに入ってる。でもって一枚パチリ。
で、朝食。それから苗代の苗箱を軽トラに積む。第二弾以降の苗代はプール苗代。プール苗代のいいところは、田んぼの土がカラカラに乾いているので、軽トラを苗代のすぐ横まで入れられること。これはすごく楽で、ポイポイ、ホイホイと積んでいけるのだが、悲しいかな今回は雨上がり。こんなところへ軽トラを入れてもスリップしてしまって動けなくなってしまうのは目に見えている。仕方がないので、軽トラはアスファルトの道路の上に置き、手押し車や一輪車で軽トラまで田んぼの中を運ぶ。やれやれ。
第三弾の苗は薄播きに成功しているのだが、苗がものすごく徒長してしまって、ヒョロリとした苗になってしまった。原因は、プール苗代の水位が高すぎたか、二枚がけのラブシートの黒のラブシートを長くかけすぎたか。第二弾の苗は抜群の素晴らしい苗だっただけに、いささか残念だが、でもね、薄播きだから、苗箱の中まで太陽の光が届いている、そんな苗です。ちょっと肥料切れだけれど、大丈夫だと思います。
さていよいよ田植え。水加減もよし。水も澄んでいるので、マーカーのラインもはっきり見えて、ギュンギュンと田植えする。雲はあるが青空になってきた!おまけに今日は風がない!!気持ちいい!!
薄播きの分だけ、苗箱の枚数は必要だけれど、快調に田植え。雨で朝の出だしが遅かった分を取り返すように快調。


午後の最後は完全無農薬有機栽培米「コシヒカリ」の田植え。快調に終了。苗はきれいさっぱり全部植えてしまって、ほとんどあまりなし。最後は日没寸前だし、苗が足りるのかどうか少し冷や冷やしましたけど。あんまり快調すぎて、田植えの様子のインターバル撮影を忘れてしまう。いやはや。


そんなこんなで、調子よく第三弾も無事、全部終了!!2011年の田植えも全部終了!!うれし〜!
苗箱の土入れから子どもたちや両親など家族に手伝ってもらいながらの苗代・田植え作業でしたが。ありがたいことでした。