現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

チェーン除草に挑戦

チェーン除草機をつくる

朝からよく晴れる。午前中は活躍してくれた(といってもいきなり壊れたけど)田植え機を少し丁寧に洗う。残っていた肥料を出したり。エンジンのオイル交換は次回使う直前にするつもり。


午後、チェーン除草に挑戦する。あれですね、チェーン除草はなかなか度胸がいりますね。なんといっても苗も少し倒しながらの除草ですからね。ええ、除草機にロープをつけて、田植え用の長靴を履き、ぐいと引いてみました。チェーンが泥をこすりますから、途端に水が濁ります。
でも田んぼの中を歩いて気がついたのですが、あんまりまだ草は生えていません。ちょうど田植えから一週間というところです。苗は活着していてチェーンやアングルでこすられたり倒されたりしても、案外、しっかりと起き上がっています。この「日本晴」を植えた田んぼは尻踏みの時に水が多かったので、うまく草が沈んでいなくてスズメノテッポウがときどき顔を出していますが、あとは雑草らしいものはほとんど見えませんでした。ナタネの茎が完全に沈んでなくて土から顔を出しているのはたくさんありましたが。菜の花の緑肥の有機酸の効果でやはり雑草が押さえられているのかな?
二反ちょっとの田んぼを一時間ほどグイグイと引きました。最初は調子よく、軽い軽いと思っていたのですが、天気はいいし、田んぼの泥の中をこれだけ歩くのは一年ぶりだし、30分は休憩なしで、グイグイいけたのですが、途中からは休憩しがち(笑)。
でもよーく見てみると、5cm間隔では隙間ができますね。その隙間の分がしっかり土の上の後に残っていましたから、やはりここは少し考えものです。60cmの鎖がついていますから、この鎖をループにすれば、30cmで2.5cm間隔になりますね。これならどうかな?次回また一週間か十日後にやってみます。次回は昨日田植えした「コシヒカリ」の方の分もしないといけませんね。朝方、まだ気温の低いうちにやらなくちゃ。


それから車庫の整理をしてあれこれ移動し掃除もする。


エリック シブリン、 訳・武藤 剛史『「無伴奏チェロ組曲」を求めて ─ バッハ、カザルス、そして現代』が紹介されていたので、クリックしようとしたのだが、3780円!二の足を踏んでしまった。