現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

相変わらずのヒエ抜きと昼寝とあれこれ


24日(日)
午前中は五月の中旬に植えた「日本晴」に穂肥をやる。量は「コシヒカリ」の1.4倍ほど。「日本晴」は葉色がずいぶん前から落ちてきていたのだけれど、幼穂がはっきりわからなくて、どうしようかと迷っていたのだ。「コシヒカリ」は幼穂が10ミリで、「日本晴」などは幼穂1ミリで穂肥という指導になっています。もっともうちの穂肥は有機肥料が50%入っているやつなので、少し早めにやるのがよい、ということです。


昼食のあと昼寝。えーっと昨日の映画の後、スーパーで寝ござを買ったのです。い草使用でプンといい匂いがします。そういや先日奥さんが昼寝用なのか軽いマクラを買ってくれたしと思って、昼寝用に購入しました。300円也。
さっそく使ってみましたが、いや、サラサラしているし匂いはいいし、マクラの加減も良く、熟睡。ってまあ、いつも普通に熟睡しているのですが。ちょっとうれしい。


昼寝のあとは日没まで田んぼでヒエ抜き。辛いぜ。でも今日はそこそこ風もありカンカン照りでもないのでありがたい。


そういえば田回りしていたら、アオサギの幼鳥だと思うけれど、右の翼をだらりと下げたまま畦畔を歩いているのを見つける。近づくと走るように逃げるけれども、もう飛べない様子。夜中に野犬かキツネなんかにやられたか。畦畔から田んぼのカエルなんかを探しているようだが、あの様子では長くは生きられまい。


夜、ビールを飲んでいたら寝てしまい、ふとテレビをつけるとF1ドイツGPをやっていた。ニュルブルクリンクサーキット。F1みるのは久しぶり。なんだかレギュレーションというか、ルールの変更がたくさんあるようでわからないことが多かったが、車載カメラ映像やドライバーとビットの交信なんかも放送されていて、なんだかテレビ画面の迫力は増しているような気がする。小林可夢偉を応援していたが、ニュルブルクリンクサーキットのような高速サーキットでは、もひとつパワーが足りないマシンみたいでしたな。


25日(月)
午前中は曇りときどき晴れという感じだが、午後は雨の予報。
田回りをしてヒエ抜き。ここ数日ヒエ抜きをしているのは、みな慣行栽培の田んぼで除草剤を春に使った圃場。ちょっと代かきや水管理や春からの作業がうまくいかないと何倍もの苦労となって跳ね返ってくる。
今日ヒエ抜きをした田んぼは、毎年たくさんタニシがいる圃場なのだが、中を歩いてみるとたくさんのタニシが土の上にころころと転がっていました。今は水をいれては乾かし、また水を入れる、という時期なので、次の入水や雨をじっと待っているところなのでしょう。うーむ。


お昼に帰ってきてテレビをつけたら、ちょうど夏の高校野球滋賀県予選をやっていた。北大津高校対高島高校。勝ったのは北大津でしたが、よいゲームでした。


昼寝から覚めると空模様があやしい。予報通り雷とともに雨が降ってきました。


そういえば、一昨日は本屋で石倉昇『ヒカルの囲碁入門 実践編』と小学館のCD付きマガジン『落語 昭和の名人 完結編 古今亭志ん生 弐』を買ったのだった。志ん生の落語の方は、先日来枕頭本になっているのが『びんぼう自慢』だからだ。石倉昇九段の『ヒカルの囲碁入門 実践編』は入門編がとてもわかりやすかったからだが、囲碁などここのところ打ったことはない。長男が小学生の頃?『ヒカルの碁』がブレークした。長男と僕とはほとんど同時にルールを覚えはじめたのだが、長男はヒカルの碁のゲームを買ったとたんに、すぐに僕を追い抜いてしまって、相手にされなくなってしまったからなぁ。その後長男は盆や正月に奥さんの実家にいくと、実家のお父さんを相手に打ってもらっていたが、実家のお父さんはかなりの腕前なのでそこそこ石を置いて相手をしてもらっていた。ま、ぼつぼつと読むつもり。


五月の連休に植えた「コシヒカリ」の穂が少し出てきた。走り穂というやつですな。先日の台風6号で、葉先が痛み、穂も少し茶色くなっているのもあるのだが、どんどん大きく膨らんで大きな米になって欲しい。頼むぜ。期待しているぜ。