現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

暴風雨と大竹聡『ギャンブル酒放浪記』

ギャンブル酒放浪記

6日(土)
苗代作業の筋肉痛が続いている。


朝のうちは曇りでありましたが、お昼前から雨風が強くなる。天気予報通りだ。
今日は次男の野球部の春の大会の準決勝、決勝戦。仕事をざっとすませて、準決勝の応援に行く。風は強かったが、なんとか雨に降られずにすむ。試合の結果は投手戦でしたが、なんとか1:0で勝利!決勝戦へ。決勝は午後なのだが、これはたぶん無理だろうと思っていました。一旦家に帰ってお米の精米などをしていると、雨が降り出してきた。もちろん風も強い。風雨である。土曜日なので、お米を発送しに長浜の本局へ持っていって、その帰りに球場をのぞくと、ナント!決勝戦が始まっているではありませんか。マジですか〜!と思わず一人言が口に出る。
いや〜、傘もまともにはさせない風雨である。いや、もう暴風雨と言ってもいいくらい。グランド状態はまだ水は浮いてきてないけれど、ずいぶんゆるくなっているし、何といってもピッチャーが投げにくそう。雨でボールも滑るし、マウンドも柔らかいし、風は強いし。フォアボールやパスボールが多い試合となりました。でもわりとうちのピッチャーは打たせてとるピッチングです。
と、まあ、そんなわけで、決勝戦も勝利!優勝!いやー、まあ、なんともすばらしい。これで県大会出場で、ここで勝つと近畿大会。そこでも勝つと横浜スタジアムで全国大会なんだそうです。うーむ。まあ、勝ちつづけたらの話なんだけど。
まあ、でもすごい荒天の中の試合で、雨カッパがないとまともには応援できません。選手はもちろん、私たち保護者の応援もみんな濡れ濡れでした。


帰ってきたら、母が、「おまん、今、西側のトンネルの苗代がめくれてもて、隣のSさんにも手伝ってもらってなんとか直してもろたんよ。ちょっと礼を言うてこな。」と言われる。野球の応援をしているうちに、苗代のトンネルが少しやられたようなのでした。いやはや。すぐにお礼を言いに言ってきました。すると、今度は作業所の乾燥機の風塵を出すために開けてある穴の蓋があるのだが、このトタンの蓋が針金をねじ切って飛ばされているのを発見。ぐるっと見回すと小学校の駐車場に転がっている。やれやれ。


そんなこんなで夜も暴風雨がつづく。電線が唸っているぜ。




7日(日)
朝、ふと気がつくと畑に置いてある生ゴミ用のコンポストの蓋がない。やれやれ。どうもぐるっと見回しても見つからない。さて?と思って裏の川に落ちたのではないか、と推測して川を見てみると、10メートルほど先の橋の下に引っかかっているのを発見。橋の下にもぐって回収。いやはや。


今日もしかし、終日、風雨。しかも気温がグッと下がりました。
やっと咲きはじめた桜もいくらかすでに散ってしまっていましたが、なんとかまだ踏ん張っている花もあります。でもだいぶ花びらは傷んだもよう。


大竹聡『ギャンブル酒放浪記』(本の雑誌社)読了。うーむ。どうなんだろう。楽しめたのだが、もう一つかなぁ。いささかドラマチックさに欠けるような。Webの本の雑誌に連載されていたものなんだそうだが、うーむ。しかし、なんといってもこの本の表紙のイラストにやられてクリックしてしまったようなものだ。絵はイラストレーターの村上かつみ氏。こんな表紙だと思わず読みたくなりますわな。そんなことないですか?
本の帯に『俺より下手なやつがいた---藤代三郎』ってあるから、藤代三郎って誰だ?と思ったら目黒考二の競馬用のペンネームでした。んーむ。なるほど。そうだったのか。外れ馬券シリーズね、そういうのあったんだ。しらなかった。


雨である。今日は阪神競馬場桜花賞がある。こんな時にこんな本を読んでしまったら、ちょっと心が疼く。疼いたのがまずかった。桜花賞。武兄弟の方を買ったのだが、勝ったのはデムーロ兄弟の方だった。まったく。


夜は寄り合い。