犬の散歩の頃まで、雨。
雨が上がってから、昨日落水したニゴロブナの圃場へいってみる。昨日の午後からの雨で、水は残っていたが、おおむね落水していて、ニゴロブナも切った溝なんかに残っているのが、足音に驚いてピピッと光ったりしたが、おおむね、排水路に落ちてしまっているようだ。切った溝は尻水戸につながっているので、そのうちこのフナも排水路に落ちることができるであろう。
ただ畦畔からみていると、足跡の水溜まりに半分干上がって横になり、パクパクしているのが3匹見えたので、あたりの土ごと両手ですくってバケツに入れて持って帰ってきた。
子どものプラスチックの小さな水槽に入れてみると、ニゴロブナは5匹いて、オタマジャクシも二、三匹はいっていた。それにカワニナがたくさん。
田んぼの中でみると、たまに光るだけで、あとはシュンシュンと泳ぐ姿が見られるだけで、はっきりよく観察することはできないが、こうして小さいけれど水槽の、きれいな水の中に入れてみると、その美しさがよくわかる。
たぶんうちの田んぼの中には二万か三万ぐらいの稚魚が泳いでいたはずだが、なんとか琵琶湖までたどり着いて元気に大きくなってほしいものだ。
午後は大豆の播種に向けてトラクタにシーダー(播種機)を取り付ける。曇っていたが、蒸し暑くて汗をだらだらかく。これはまたもや予報通り雨になるのかも、と思っていたら、夕方、またざーっと降ってきた。
葉室燐『蜩の記』 (祥伝社文庫) 読了。いやぁ、楽しめました。久しぶりに時代小説というか武士ものの小説でありましたが堪能しました。続いて葉室燐『銀漢の賦』 (文春文庫) に突入予定。