現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

雨の合間に稲刈りと虫の声


9月1日
今日から9月。九月は長夜月で長月でしたか。でもまだ旧暦では七月十九日、二百十日。ま、秋には間違いありません。


今日は朝、雨が降ったので、なかなか稲刈りは難しいかと思っていたのですが、その後雨が止んで、風も出てきたので、稲も乾いてきたかと、お昼に稲刈りを決断。スマホで雨雲レーダーを見ながらの稲刈りでした。小さいが強烈な雨雲がばらばらといくつも見えていたのですが、なんとか予定稲刈り圃場を刈ることができました。コンバインを車庫にしまったら、なかなか強烈な雨が降ってきました。いやはや。ヒヤヒヤものでした。


9月2日
朝は雨。でもその後すぐに晴れてくる。風も出て、この分なら午後は稲刈りができそう。
でもね、なんというか、昨日稲刈りした籾の乾燥途中で、どうやら夜中、乾燥機がバーナー異常で停止していて、乾燥が終わっていないんだな。やれやれ。乾燥が終わらないことには、新しい籾は入れられないので、困ったことに。ま、仕方がないので、乾燥があがるまで待ちつつ、あれこれ。
昼過ぎにはなんとか乾燥終了。
慌てて刈りに出る。
なんとか日没までには、予定を刈取る。


古いスズキジムニーがあるのだが、これが、どうも、最近、ギアが一速に入りにくいという症状を呈している。僕の場合、入りにくいときは、三速に入れてから、一速に入れたりしているのだが、・・・。長男がなんとかならんの?というので、ネットで、「ジムニー ギアが入りにくい」で検索してみたら、わんさかとヒットしてきた。どうも年季の入ってきたジムニーはこの症状が出やすいらしい。原因があれこれ書いてあるし、対策も書いてあるのだが、どうももうひとつはっきりしたことにはなっていないな。はっきりわかっているのだったら、スズキもちゃんと対策をとっているだろうし。いやはや。ま、だましだまし乗るしかない。


トヨタのルシーダもこのところ調子が悪くて、セルモーターが回らず一発でエンジンがかからなくなっていた。というか、一発でかかるときもあるし、そうでないときもある。という状態だったのだが、昨日はとうとうセルモーターが回らなくなって、カチ!カチ!とは言うのだが、セルモーターは回っていない。あんたは、かちかち山かっ!と独り言をいって、エンジンのかからない車ほど、なんともならないものもないので、今日はさっそくバッテリーを買ってきて、交換。あはははは。正直なもので、一発でエンジン始動!「宜候 よーそろー!」「麦酒飲みたく候」「喘息前進 ゴホゴホ」「失敬!」「全速前進!」「回れ右!」というわけで、ルシーダは快走して、金麦をゲットしたというわけなのでした。ふー、ブログというのは、いらぬことをだらだらと書くものですから、だらだらと書いてしまいました。「宜候 よーそろー!よろしくそうろう!」


今日の稲刈りの終わりかけ、籾を家の乾燥機まで運んでくれている父が帰ってくるのを待つ間に、コンバインのエンジンを止めたら、あたりは虫の声のでいっぱいでした。夕風というか、秋の風というか、涼やかに風が吹いてきて、なんともいい心持ち。