現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

「米の食味ランキング」で滋賀のお米が最高ランクの特A

坂本龍一『BTTB』(1998)


朝起きたら、うっすらと積雪。春の雪。
梅の花にも雪が少し積もっている。その後、陽が射したりしたので、春の淡雪はすぐに融けてしまったが、夕方にはまた雨や雪が舞ったりする。


午前中はお米の精米など。
午後は事務仕事。


書き忘れていたが、先日、坂本龍一『BTTB』(1998)と『ウラBTTB』の中古CDを購入。でよく鳴らしているのだが、いいなぁ。『ウラBTTB』は大ヒットシングルという感じだったが、『BTTB』は聴いてなかったんだよなぁ。なるほど。教授の素養が出ているようなきがします。


今朝の日本農業新聞に日本穀物検定協会が発表した2015年産の「米の食味ランキング」で滋賀県の開発した「みずかがみ」と「秋の詩」が最高ランクの特Aを獲得したと記事になっていた。
うちも賞をいただいた「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」は民間団体の「米・食味鑑定士協会」が、個人の農家に対して賞を贈りますが、「米の食味ランキング」は政府と民間の間の第三者検定機関で、産地と品種銘柄に賞を贈ります。そうか、いままで滋賀県は特Aをとったことがなかったのか。ま、でもなんにしてもめでたいし、滋賀の農家としてはうれしいことです。うちは極早稲の「みずかがみ」は作付けしていませんが、中晩稲の「秋の詩」は作付けしていますし。「秋の詩」は粒が大きく粘りがあるのが特徴。食味としてはあっさり感があるので、いろんな料理にあう、って言うんだけど、僕は粒が大きいので、口の中で粒がわかるというと大げさになるかもしれないが、口当たりというか舌触りというのか、やっぱり違うような気がしています。おいしいお米です。



京都新聞に載った滋賀県の三日月知事のコメントにちょっとニンマリした。「生産や普及に携わった人たちの努力のたまもので、近江米振興のエンジンになる。知事になって一番うれしい」滋賀の農家も頑張るので、どんどん滋賀県のお米をPRしてくださいね。


昨日だったかNHKのテレビ番組で2.26事件の歴史秘話なる番組を観たからか、朝から、何度か読み返してしまった。「置かれた場所で咲きなさい」というような口調はどうも好きになれないが、おっしゃりたいことはよくわかる。ま、僕の好き嫌いはともかく、普通に生きて暮らしていると、いつ咲いたのか、それもなかなか自分では気がつきにくいことであるような気がする。「あんた、今、咲いてまっせ」と教えてあげるのもむずかしいし、イヤミだし。


最近はもう寝る前に蒲団の中で本を読むこともなかなかしんどくなってきたので、10ページほども読むと、もっぱらYouTubeで落語ばかり聴きながら眠っている。YouTubeのいいところは、一席終わるとそこで終了することだ。これがiPhoneの中の落語の音源だと、なんだか朝まで次々延々と落語を再生してしまうので、これはこれでイヤホンで聴いていると、耳に悪いような気もするし、電池も消耗するだろう。だから一席終わるとそこで終了とういのがありがたい。たいてい一席終わらないうちに眠ってしまうみたいだし。