現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

稲刈りと籾擦りとカープとツール・ド・フランス

2日(水)
 というわけで、早朝に続いて書いてます。
 今日は乾燥があがるとすぐに30袋ほど籾擦りをして、1パレットを出荷して、その後は早めに昼食をとって、稲刈りに出る。
 ところが、なんだか天気があやしいな、と思っていたら、案の定、南から雨雲が・・・。ザーッという雨ではなくて、ショボショボ雨。なんとも中途半端だが、雨の中で稲刈りはできないので、とりあえず一枚は刈って、コンバインを撤収。また籾擦りの続きをする。15時に籾擦り終了。
 夕方、歯医者さんにいって、帰りに作業ズボンを一本購入。夏にはく作業ズボンはポリエステルとか化学繊維が混じっていると暑いので、綿のズボンを探したが、作業ズボンとしては今の季節だともうあまり夏物は売っていないのか、ほんの少し厚手だったが、ま、これから気温も下ってくるでしょうから購入。


3日(木)
 朝、新田地区の田回りをして、昨日の朝水を入れた田んぼの水を止める。朝のうち、すこし雨が降ったりする。天気予報では午後から雨が降りそうな予報になっている。
 今年はどうも乾燥機の調子が悪いのか、乾燥に時間がかかり気味。うーむ。どこか掃除を忘れているのか?というわけで、乾燥が上がって乾燥機の中を空にしたら、すぐに稲刈りに出る。雨が降りだす前に出来るだけ刈ってしまおうという作戦だ。朝少し降ったけれど、台風の影響か風がけっこう強く吹いているので、降らなければ雨粒も風ですぐに乾いてしまいそう。ジャンジャン刈って、乾燥機が一杯になり、さらに農協のカントリーに籾を運んでいく。
 その後、休憩なしに籾擦りを少しやって昨日の続きで50袋のパレットを作って農協へ出荷。
 これで今日の農作業を終わりにする。なんとか雨に降られずに予定した作業を終えられてありがたい。


 今夜はドラゴンズにカープが負けて、どうも三連戦の負け越しが続いている。先発のジョンソンは7連敗でまだ勝ち星がない。少しだけテレビの中継を観たら解説が権藤さんだった。相変わらず辛口ですなぁ(笑)。でもおもしろいというか饒舌ではないけれどゆっくり聴くに耐える解説です。それに権藤さんなら当然ドラゴンズ寄りの解説になりそうなんですが、もちろんドラゴンズ寄りですけど、ちゃんとカープの選手のいいところ、悪いところを話してくださいます。若い解説者にはない発言がおもしろいです。



 コロナの影響か、8月29日に開幕したツール・ド・フランス。観ようとすると有料なんだけれど、オンデマンドで月額1800円のサイクルパックというのを登録してみた。本当はツールは7月なんだが、遅れて開催されてます。昔は冬にDVDを買って一ヶ月を一気に観たものでしたが、ここ数年は田んぼが忙しくなったり、手元不如意でDVDを買えなかったりしていたのでした(笑)。ま、でも1800円ならなんとか払えるかも、と判断してツールの期間だけ購入することにする。なんでツール・ド・フランスかって?ま、一度観てみればすぐにわかりますが、風景が美しいのです。最終ステージはパリのシャンゼリゼと決まっているのですが、たいていアルプスとかピレネーとかをコースに選ぶので、地方のフランスの田園風景が楽しめるのです。でもここ数年のブランクで有名選手やチームの名前があまりわからなくなってきてますな。ええ、私はコンタドールをずっと応援していました。というかツールを観はじめたら、コンタドールが活躍しはじめたんですよね。
 中継が5時間半とかあるのですが、解説や実況もゆったりと好きなこと話しているのも悪くないです。


 しかしなんですな、稲刈りはサポートに回っているので、稲刈り写真を撮っている余裕がほとんどないです(笑)。うーむ。明日の天気はどうなんだ?