現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

昨日は仲秋の名月、今日は満月。


1日(木) 旧暦八月十五日
 今日から10月。時の流れはほんとに早いものですな。で、旧暦の八月十五日で、今夜は仲秋の名月です。

 早起きして50ページにも及ぶ書類の指摘を受けたところを修正して、メール添付で提出する。僕は昔、就農した頃、アルバイトでパソコン教室の講師をしていたことがあるのですが、あの時学んだワープロ表計算の知識がとても役に立っています。ワープロで図形を描いて書類を仕上げるなんてことは、できたかどうか。誰か他所の人に教えるということは、自分で学ぶということでもありますからね。

 午前中は籾擦り。そして出荷。
 午後は稲刈り。最後は新田地区に突入!これで稲刈りも概ねあとが見えてきました。ありがたいです。

 お隣の小学校では今日、平日に運動会がおこなわれました。コロナ禍の中での開催なので、いろいろ制限があったようです。午前中に低学年と中学年、午後は高学年と三つに分けて密を避けたり、保護者の参観も6年生の保護者を中心にして、お昼も保護者と一緒に食べるのではなく、教室で給食を食べるということらしいです。なかなかね、新型コロナウイルスの影響は当然ながら子供たちにも及ぶわけですが、授業時間の確保はもちろんだけれど、学校行事にも直撃するわけで、思い出すと私など、小学生の頃は運動会とか学校の行事では一番の楽しみだったような気がする。うーむ。そうでもなかったかな。思えばずいぶん時間が経ちましたな。たくさんの水が橋の下を流れました。


2日(金)
 朝、「7時半やでぇ!」と起こされる。もう誰かに起こされることなど、ほとんどなかったのだが、今朝は5時ごろにいったん目が覚め、トイレに行って、「さて。」と思ってみたものの、この時間からしなければならない仕事は今日はないので、また蒲団にもぐり込んだら、このザマである。やれやれ。

 慌てて着替えて、作業所の乾燥機の様子を見に行き、籾の水分を計る。ま、だいたいこんなものかな、というわけで、精米作業にはいる。新しい精米機なので、なんとなくうれしい(笑)。
 ここで朝食。
 そうして、お米を発送し、昨日の籾擦りで出たヌカ(もみ殻)捨てに出て、わりと雑草の多かった圃場なので、もみ殻は田んぼに撒かずに、法面で焼くことにする。
 それから籾擦り。それから出荷。
 ここで昼食。
 さらに籾擦り。そうしてまた出荷。
 で、稲刈りに出る。稲刈り開始が遅かったし、新田地区の小さい田んぼなので時間がかかる。夕暮れになって終了。
 というようなこのところのルーチンワーク

 昨日、ジャイアンツに負けたカープは最下位に落ち、今日はスワローズとのゲーム差なしの5位と6位との最下位決戦。泣けるぜ。

 昨夜の中秋の名月は、雲ひとつない快晴の夜空で、さすがに美しく、SONYのRX100を持ちだしたけれど、さすがに三脚がないと、手ブレばかり。夜景モードにしたんだけど、さっぱりでした(笑)。でも夜景モードだとノイズリダクションが効くので、それなりに美しいのですが、手ブレでは台無しです(笑)。それに月が明る過ぎて白く飛んでしまうし、難しいものですな。超望遠レンズで満月だけを写すのなら、ウサギだって写りそうなんだけど。

 今夜は月齢が14.7の満月です。ええ、今夜も美しい月です。僕の部屋の窓からは月が見えませんが、あたりの瓦屋根が輝いてます。