現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

大豆の中耕除草とごろごろテレビとサワガニに指を挟まれること


9日(土)
 早起きして大豆の圃場に出る。なんだか午後から雨(雷雨もあるかも)の予報なので、頑張って昨日の続きで大工の中耕(中打ち)をする。二枚とちょっとやったらお昼になる。水稲でも大豆でも中耕除草って、けっこう時間がかかります。だって条間を耕して行くんですからね。水稲は30cmの条間ですが、大豆はの条間は、今年は70cmにしました。しかも大豆のロータリーカルチは条間2つを中耕しますから時間がかかるのです。ちなみに水稲の中耕除草機は6条分を中耕します。ですから思いの外時間がかかるのです。しかも培土板で溝を切っていますから、溝の側にトラクタで入るとタイヤが溝の方向に滑るというか沈むので、どうしてもカルチがずれがちで、するとせっかくの大豆をカルチというか爪で倒したり起こしてしまったりしがちなんですよね。そんなこんなでスピードも上げにくくて、まあ思いの外時間がかかります。

 午後は昼食を食べたと思ったらすぐに同級生の大工の棟梁とあれこれと話。トイレやらお風呂関係をきれいにしたいと思っているのです。

 そんな話をしていたら雷がいくつか鳴って雨になる。なるほど。やはり雷雨?

 本当はすぐ大豆の圃場に戻るつもりだったけれど、この雨ですっかりやる気を無くし、寝転がってテレビを観てしまう。最初は『奇跡のレッスン ジュニアテニス女子 伊達公子』途中から観る。うーむ。なるほど。伊達公子。昔、テニスをやっていた知り合いの人から「わしな、高校生の伊達公子を知ってるんよ。大会に出てきて、めっちゃ強くて。ダントツで。すごかったんよ。」と聞いたことがあります。まあ、そりゃそうだったかもしれませんね。なんといっても世界ランキング4位まで言った人ですからね。でもそんな伊達公子さんの言葉がね、なんだか心に刺さるんですよね。12歳までの女子の選手に教えるんですけれど、毎回2時間で1週間じゃ、それはそんなに強くはならないですけれど、メンタルを強くするには言葉が思いの外よく効くものなのですね。伊達公子さんに褒められて、にっこり笑う少女たちは自信を持つものなのでしょうな。「奇跡のレッスン」は言い過ぎのような気もするけれど(笑)。
 続いてラグビー日本代表テストマッチのフランス戦を観る。えーっとライブです。フランス戦の二戦目ですね。これも後半の途中からです。最初、チャンネルを合わせて観たときは日本が勝っていたのですが、逆転されてしまいました。でも。いい試合でした。ラグビーもにわかファンですが、そんな気がします。フランス、さすがに強いし速いですね。うーむ。
ラグビーのワールドカップは来年ですね。2023年9月にフランスで開幕します。

 でもって、参議院選挙と県知事選挙の期日前投票してくる。なんだか数年前の期日前投票とちがって、ずいぶん本格的な投票になってました。前は封筒に入れたりしたような気がしていますが。思いの外、人が多かったのでちょっとビックリする。


 最後になすびのどぼ漬けの写真で申し訳ないです(笑)。あの赤い花はなんなんだろう?田んぼの脇に咲いていましたが、お隣の家の庭からタネがこぼれたのかな?

 午前中の大豆の中耕を終えて、帰ってきてシャワーを浴びる前に家の近くの田んぼの水を見に行ったら、水路でわりと大きなハサミをもったサワガニを見つける。ええ、左手の人さし指を挟まれて、あまりの痛さに「痛いがなぁ!」とおもわず声を出してしまい、周りには誰もいなかったのですが、一人でちょっと恥ずかしくなってしまいました。しかしあの小さなサワガニにどこにあんな力があるのかな。

10日(日)
 朝から昼前まで雨。午後は曇り。雨なのでウダウダしてしまう。
 午前中は事務仕事をすこししてNHK囲碁を見てしまい午後は精米と発送。
 夕方は大相撲を遠藤のところから観る。遠藤はうまい相撲で若元春に勝ちました。宇良は押し込んだけれど豊昇龍の引き落としで土俵の外に飛び出してしまいました。いい踏み込みでしたけれど。うーむ。