現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

除草剤散布のポンプの修理と大麦の播種が始まったこととキーボードの輝き


 午前中、朝一番に農機センターのK君と電装屋さんを連れて来てくれて、ポンプを見てもらう。いやー、スバラシかったです。久し振りに、これぞ修理というものを見せてもらいました。K君と私からポンプの状況を聞いて確認し、テスターであちこち通電の具合を調べておられました。このポンプのシステムはスイッチが3ヶ所にあって、それなりに複雑な感じだったのですが、・・・。K君はメーカーから配線図をファックスで送ってもらう手はずをして、「ああ、はい、配線図があればありがたいです。」なんておっしゃってましたが、いろんな色のコードをたどりながら確認して配線の仕組みを理解されたんでしょうなぁ。結局、メーカーからファックスが届く前に原因を突き止めて直していただきました。さらに古くなってきていたカプラーを外して直結してハンダゴテでハンダ付け。さらにいつの間にか外されていたヒューズも付けてもらって、完璧に復活。いやー、これが修理ですよね。あーた、チラッと見て、ここが悪そう、と思うと部品を取り寄せて交換。それでも直らないと、また違うところの部品を取り寄せて交換。そんな修理のなんと多いことか。こちらも急かすからそういうことになるんでしょうけれど、やはり技術があるところは違いますね。「すごいですね、こんな修理らしい修理、久し振りに観ました。」と申し上げると、「いや、なに、(経験が)長いだけです。」と謙虚な返事。「農機の修理も多いんですか?」と聞くと、「好きなのでなんでもやるんですけどね、クルマの電装関係がほとんどなんですよ。」とのことでした。なるほど。年齢は僕と同じぐらいかなぁ。薄いサングラスをかけておられたので、はっきりとはわかりませんでしたけれど。
 終わってから農機センターのK君に「あれこそが修理やんな。ヤマカンで部品の交換ばかりしててはあかんで!」というと「ほんとすごいですよね、勉強になりますわ。」と。「こんなことならK君に電話せんと、最初からあの電装屋さんに電話したらよかった。」というと、「あははははは。僕は機械科やったんですけど、隣のクラスが電気科でした。やっぱり違いますよね。あははははは。」とのことでした(笑)。

 ポンプの修理と書いたように、麦の播種と同時に除草剤を撒くのですが、うちは除草剤に粒剤ではなく水和剤(液剤)をつかっているのです。液剤の方が抑草効果が高いので。でも粒剤ならその薬を散布するだけですみますが、液剤は水も圃場に運ばなくてはなりません。水路や川にも水は流れていますが、シャワー状にして散布するので、小さなゴミでもあるとすぐに目詰まりしてしまうのです。それで水道水を使うのですが、水道だと軽トラに積んだ500Lのタンクに水を溜めるのに時間がかかるし、そのタンクからまたトラクタに付けたタンクに水を移すのにも時間がかかるんですよねぇ。
 で、タンクに水を溜めている間に、お金で支払う年貢をあちこちに振り込む。昨日の振り込みで寂しくなった通帳残高がいよいよ寂しくなる。ひやーぁ!

 それで午後からは気分一新、喜び勇んで大麦の播種。トレンチャーで溝切りをした圃場で、これまでとは溝の切り方も違うのでトラクタの動かし方も違ってくるのですが、長男とあれこれ打ち合わせをして運転してもらいました。試運転みたいなものですが、ええ、うまくいきました。とてもきれいに播種できたと思います。うれしい。

 なんだかなぁ。充実感がある一日でした(笑)。

 新しいkeyboardの話 2。昨日のブログで、カラーのバックライトの写真を1枚載せましたが、実はあんなものじゃないんです(笑)。本当は動画で紹介しなくてはいけないバックライトなのです。ええ、イルミネーションなんです。ギミックですな。これまでずっとAppleの上品な、スマートなkeyboardを使ってきた私には、衝撃でした。ええ、笑えます。↓

 あ、でもこのメカニカルキーボードのストロークの深さにも少し慣れてきました。指の関節が動きます。悪くないです(笑)。
 さて、実際に使う時にはどのパターンのバックライトを使うべきか、はたまたオフにしたほうがいいのか、ま、結局、ブラインドタッチの場合はほとんどキーボードを見ていないので、なんでもいいのかな、というのが今の心境です(笑)。クリック感とか、音とか、ストロークの深さとか、そういうところはなかなかいい感じなんですけどね。
 あと、今まで使っていたmagickeyboardとキーの配列がほとんど一緒なのもありがたいです。