朝、早起きして事務仕事と精米。それから長浜の本局で発送。
で、溝堀機を片づけたり、トラクタにシーダー(播種機)と除草剤散布の管を付けたり。播種する大麦のタネの禾(のぎ)をとる脱芒機を先に借りている人がいるので、さて、どうしようか、とコンポキャスターで混ぜて禾(のぎ)を取ろうかと思ったのだが、農機センターのK君に電話すると、なんと農機センターにも貸出し用の脱芒機があります、というので借りることに。なんというか、うれしい!
午後はそれで僕が大麦のタネを脱芒機にかける。いつも借りていた脱芒機より一回りか二回り大きくて重たい。その分、脱芒の能率もよくて助かる。長男はシーダーや除草剤散布機の掃除と点検をしてくれていたのだが・・・。あれ?散布機のポンプが回らないぞ?あれこれ確認したけれど、どうもよくわからない。動かない。電源のランプも点かないぞ。というわけで明日K君に見てもらうことになりました。
やれやれ、明日から播種するつもりでいたのに。まあ、仕方がないが。こういうことはもっと早く点検しておかなくてはいけないのだが・・・。
10月22日は中原中也の命日で、今日は中也忌となるそうです。享年30歳。中原中也は教科書にも載る詩人で、人気もあったし、岩波文庫の大岡昇平編の『中原中也詩集』は本棚にありましたが、そんなによく読んだという詩人ではありません。でも、いくつか好きな詩もありましたので、一つだけ。
これは中也の詩集に納められたものではなくて、文庫では未刊詩篇の中に入っています。いつごろの作かもはっきりとはわかっていないようです。しかしなんだな。国語の教科書にも載る中原中也だが、今どき中也の詩もそんなには読まれてないだろうな。現代短歌や俳句の方が読まれているんじゃなかろうか。そうでもないか。
というわけで、今夜も私はコーヒーの代わりに生ぬるいビールをゆっくり飲みつつ、私の一夜を記録し、こんな夜があったということを知るものはだた私だけという一夜を過ごして、そうして私だけが知っているというその私もやがては死んでゆくということですな。
まあ、そういうことですな。
明日の大麦の播種はどうなる?天気はどうなんだ?ポンプは直るのか?心配事はつきないが、それでも地球は勝手に回っているぜ(笑)。