現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

溝切りを終えたこととつけペンでカリカリ書くことと上総広常

 朝、早起きして事務仕事と精米。今日も放射冷却で冷え込みました。
 午前中から終日、大麦の圃場の溝切り。今日で溝切りも終了。ありがたいです。
 明日はトラクタにシーダーを付けたり、大麦のタネの禾(のぎ)を取ったりするつもり。今ごろかい!禾(のぎ)を取る機械を農協に借りようと電話したら、月曜まで先に借りている人がいるらしい。さて、どうするか。

 へアリーベッチの晩生の品種を農協に注文しようとしたら、晩生品種はすでに完売でない、という話は、もう書いたっけ?それで別のお店に在庫があるか確かめてもらっているのだが、無ければ早稲品種を3月に播種するのはどうか、と教えてもらう。なるほど。でも3月、田んぼの土は乾いているかな?

 そういえばセーラーの「万年筆ペン先のつけペン」の筆文字が妙にお気に入りで、このところ使っています。インクは色彩雫シリーズの「朝顔」。どこがどう筆文字なのだ、とお思いの方もおられるでしょうが、ええ、まだまだ稽古の途中ですので。これは鉄のペン先なんですが、これと同じので金ペンの万年筆があれば、って「万年筆ペン先のつけペン」なんですから、きっとあるんでしょうが、欲しいなと思って調べてみたら、いや、そこそこのお値段ですな。しかも現在、在庫がないところが多いみたいです。ま、このつけペンはドボンとインクをつければ、原稿用紙2枚ぶんぐらいは書けてしまうので、あまり不自由でもないのです。でも鉄ペンのカリカリ感が少しありますしね。それともっとゆっくり書いたほうがいいな。
 このところまったく字の稽古ができていないのがツライところです。せめて筆ペンであっても筆づかいの稽古が必要なのはわかってはいるのですが・・・。あ、いや、別に美しい文字で誰かを感心させてやろう、というようなことは考えていないのです。そんなことは無理だし。でも例えば堀内誠一の絵はすばらしいけれど、その文字もまたすばらしいんですよね。習字のお手本のような文字ではないけれど、やっぱり美しいし、読みやすい。ええ。それと『鎌倉殿の13人』の佐藤浩市が演じていた上総広常が字の稽古をしていたシーンが私には印象的でした。字の稽古をする上総広常の気持ちはよくわかります。そうか、わしは佐藤浩市(上総広常)と同じなんだったんだな、と思った次第です(笑)。
 昔の武将とか貴族とか、字の稽古はきっと必死のパッチだったんだろうな、と思います。ええ、武将でも貴族でもなくてよかったです(笑)。