現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

おいしい干物を楽しむことと溝切りと『天気の子』と島ぐらしの妙な夢

ここのところ豊後水道のアジとかカマスとかいろいろ魚の干物を幼なじみの友人が見つくろって送ってくれて、ありがたくいただいている。うまい!奥さんに焼いてもらったりしているが、「おとーさん(私のことです)の友達って、ちょっと変った人ばっかりやな。」などと言う。ばっかり、ってどうよ、と思うが、何人かの顔が浮かんで笑ってしまった。奥さんからの褒め言葉だと受け取っている(笑)。
9日(水)
 午前中は精米など。
 午後はへアリーベッチの播種のための溝を切りにトラクタで出る。
 夕方、一時間ほど農機センターのK君と話。

 新海誠監督『天気の子』(2019)を観る。ちょっとびっくりするぐらい良かった。異常気象については(もう異常と言えないくらい毎年異常なのだが)農業を生業としている私にも思うことはたくさんあるのだが、なんだかすんなり納得して楽しめた。ま、ちょっと『ラピュタ』に似ているところがあるのが気にはなるけれど本筋ではないし、ま、オマージュということで(笑)。
 うーむ。知らなかったのだが『天気の子』も大ヒット映画なんだな。興行収入141億円で歴代14位なんだって。ちなみに『君の名は。』は250億円で歴代5位なんだと。さらにちなみに第1位は『鬼滅の刃』かぁ。404億円。すごいね。でもこれは絵が好みでないのでぜんぜん観る気になれない(笑)。
 新海誠監督の作品は写真とかビデオからデジタル処理して背景を作っているのかな。東京で暮らしたことのある人にはたまらない魅力を感じるかも。うーん、そうでもないのかな。
 Wikiによると『ほしのこえ』(2002)、『雲のむこう、約束の場所』(2004)、『秒速5センチメートル』(2007)、『星を追う子ども』(2011)、『言の葉の庭』(2013)、『君の名は。』(2016)、『天気の子』(2019)、『すずめの戸締まり』(2022)というらしいですが、なんだまだ僕は4作品しか観ていないのか。そのあたりがまだジブリやコナンとは違うところですな(笑)。『すずめの戸締まり』もなんだか気になる。最初の12分間は観ました。はい、もう完全に誰かの掌の上で踊らされてしまっていますね。ま、いいか。

10日(木)
 妙な夢を見た。たぶん『天気の子』の影響のような気がする。具体的な何かがあるわけではないが、僕は青年と中年の間のような年齢ですでに農業をしているらしいのだが、若い人たちに囲まれながら島に暮らしているようだ。自転車に二人乗りして坂を登ったり(僕は乗せてもらっている方)、景色のよい小さくて古い観光ホテルのようなところで話をしたり、若い人から携帯に電話がかかってきて相談にのったり励ましたりしている。観光船のようなボロっちい船で海に出たり(釣りの道具を持っていたり)なんだかよくわからないが、楽しそうに暮らしていた(笑)。