現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

大麦の圃場を渡る風と田んぼに入水とあぜ塗りと除草機のベルトの交換など


宮崎駿のアニメで似たようなシーンがあったような。『魔女の宅急便』かも。

17日(月)
 結局、終日、大麦の圃場の畦畔の草刈り。残りあともうすこし。風が吹いて、ヒバリが鳴いて、大麦の圃場を風が渡っていきます。

18日(火)
 午前中は畦畔の草刈りなど。午後は春一番に荒起しをしてもらっていたところの草がずいぶん生えてきてしまったので、すこし大きな草になってきたところはもう一度起す。それからあぜ塗のために残しておいた起していないところも起しに出る。夕方から少し雨が降り出す。雨の中でもすこし作業を続ける。
 夜は雷と雨。

19日(水)
 朝、苗代の確認。それから浸種の水の交換。
 午前中に自走式畦畔用除草機の刈り刃用のベルトが伸びてきたのか、16日にベルトが外れてよく観ると三つほど大きなヒビも入っていたので、新しいのを注文。それが昨日届いたのでした。農機センターのK君に交換のコツや段取りを電話で聞いてから作業したので、うまくいきました。それからコンプレッサーのエアでエアフィルターを掃除。ときどき黒い排気ガスが出てエンジンの回転が安定しないことがあったんですよね。K君の見立てはエアフィルターの汚れでした。ええ、見立て通り、エアフィルターを掃除しましたら安定するようになりました。むふふふふ。ありがたいです。

 それから4枚の田んぼの尻水戸に板をたてて、入水。水をためてできたら明日「こなし」をしたいと思います。

 お昼前から僕は大麦の畦畔の草刈りに。長男はあぜ塗りをしてくれていたのだが、シャーボルトが折れたと連絡がくる。いやはや。ここ数年一本も折れたことが無かったんですけどね。それで手持ちのシャーボルトを探したけれど、見つからず、また農機センターのK君に電話して持ってきてもらうことに。10本もってきてもらいましたが、夕方、「調子はどう?」と訊ねたら「あと残り7本になった。」ということでした。三時間ほどで3本折れたらしい。やれやれ。

 ↓このグラフを見ても今年の三月が異常に高温だったことがわかりますね。右上がりになっている赤い線が長浜市の最高気温の平年値です。みなさんの実感はどうですか?農業だと影響はもろかぶりで、大麦もなんとなく一週間ほどは早い気がしています。田植えの途中で大麦の刈り取りをしなくてはならなくなりそう。

20日(木)
 もう木曜なのか。さっき田回りして昨日入水した田んぼの様子を見てきました。トラクタのエンジンオイルを交換して、「こなし」に出る予定です。ちょっと霧が出ているようですけど、気温が上がりそう、というお天気おねーさんの予報でした。


↑すでに新緑の盛りというか、美しい五月の気配。