現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

朝日の中のお寺の境内と『MASTERキートン』のアニメ


↑うちのお寺さんの本堂は茅葺きなのでトタンが被せてあります。
はっきりとした文書は見つかっていないとのことですが、中の欄間のデザイン等から江戸時代のはじめ頃に建てられたのではないか、と言うことでした。小谷城が信長に攻められたときに浅井方についたので、焼かれたのではないか、いう話です。

↑もともとは城というか砦あとに建てられたようで周りには土塁が巡らせてあります。釣り鐘の周りは壕になっています。釣り鐘は南北朝時代のものだそうです。
 
イチョウの落ち葉がが吹き寄せられていますな。

↑門です。見ればわかるって。こちらは瓦葺きなので新しいでしょうね。
先日、法事やおとりこしのことで朝日の中のお寺さんにいったので。

15日(金)
 午前中は精米など。午後はあれこれ事務仕事など。

 『MASTERキートン』にはまって、単行本を何冊も続けて買って読んでいたのはいつごろだろうか?1988年から1994年にかけて小学館ビッグコミックオリジナル』で、連載されていたようですけど、『ビッグコミック』は読んでいません。たぶん90年代の中頃ではなかったかな。はっきりしない。そう言えば。就農する前、職場の机に『MASTERキートン』を置いていたら、職場に営業に来ていた出版社の人に、「浦沢直樹ならその前の『パイナップルARMY』もいいですよね。読まれましたか?オススメします。」と言われたのを覚えています。
 で、この前もすこし紹介したけれど、今、YouTubeでアニメ版が観られます。ちょっと観だしたら止まらなくなってしまいました。主人公の平賀=キートン・太一は三つの顔をもっています。一つ目は考古学の大学講師。二つ目は元SASのサバイバル教官。三つ目は大手保険会社ロイズの下請け「保険調査員」です。
 例の、あの、ジョージ秋山の『浮浪雲』と同じ構図です。一見、頼りない男に見えるのですが、知性は抜群だし、運動能力、サバイバル術にも長けているという、カッコ良すぎる設定です。『浮浪雲』の雲さんと同じですよね。どうも私はこういうヒーロー設定に弱いようですね。しかも舞台がイングランドスコットランドギリシャから旧東ドイツ、東欧諸国、アイルランドウェールズ、フランス、日本、・・・。と世界中に広がっていますし、戦争やテロの影響を受けた人々がたくさん登場します。でもって浦沢直樹の絵もうまいし。
 アニメ版が原作に基本忠実なのはスバラシイのですが、やはりちょっと安易ではあります。まあ時間の制約があるのが大きいでしょうね。五日ほど前からYouTubeで観ることにはまって、今はエピソード19まで連続で観ています。観ながら思い出しましたが、たぶん、漫画は全18巻。全部そろえたと思います。でも今どこにあるのかはわかりません。断捨離したのか?
 エピソード19は舞台が日本で父と息子の話なので、楽しめましたが、ま、でき過ぎたエッセンスのような話になっています。でも二つ三つ心に響くセリフもあって悪くないです(笑)。

16日(土)
 まだ外は暗い午前4時ですが、現在の気温は14℃だそうです。
 それにしても「歳晩の候」と書きはじめようかという時季なのにこのところの気温はどういうこと?あ、でもこれから前線の通過で寒くなるそうです。うーむ。