現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

うっすら積雪と『トラック野郎 天下御免』と『日本女侠伝 侠客芸者』


13日(土)
 朝から曇り空だったり雨が降ったり、午後はときどき雪まじり。山々がまた白くなる。

 昨年末、私が買った年末ジャンボ宝くじの売り場から一等の7億と後賞の1億5千万の当たりが出たらしい!という噂がまず名古屋にいる娘から入ってきた。と思っていたらSNSでもいくつか流れてきた。笑える。よくまあ、そんなアカの他人の当選のことで噂を流してるなんて!笑えるぜ。
 ちなみに私も大晦日に番号の確認をしました。ええ、当たれば70億円分買いましたからね。そしたら300円が当たっていました。ぷぷ。それからもう一つ、2等1000万円のちょうど5000番違いが一枚ありました。千の位だけが違ってて、あとはみんなおんなじ!
 今日はその70億円のハズレ券全部、その8億5千万円の当たりくじを出したいつもの売り場に持っていって確認してもらう。あれ、機械が5秒くらいで確認してくれるんですよね。「よく見ててくださいね。」と売り場のおばちゃんがおっしゃるので、じっと見ているとデジタル表示で、300円と出ました。やっぱり300円かぁ。勇気を出して「2等なんですけど、ちょうど5000番違いなんですが。」と言ってみる。おばちゃんは「たまーに、そういうことおっしゃるお客さんがおられますけど、ハズレです。」とニコニコしておっしゃる。「やっぱり。」と照れ臭そうに言うと、おばちゃんは「ありがとうございました。」と300円と明細書とハズレ券を渡してくださるので、「あ、ハズレ券はもういいです。」と言うと、「それなら横の箱の中に入れておいてください。」と。横には透明のプラスチックの箱があって、ハズレ券がたくさん入っておりました。なるほどなぁ。だいたいみんな同じ思いなんだなぁ、と思いつつその箱には入れずに「ありがとう!」と言って300円を受け取ってハズレ券も持って帰ってきました。アホなお調子者を相手に、おばちゃんは終始ニコニコしておられました。立派だなぁ。しかし、8億5千万円、誰なんだ?ご近所さんか?うらやましいぜっ。(笑)

 夕方からはっきり雪に変わったりして、屋根や田んぼが白くなる。

 事務仕事はいろいろあるのだが、雨や雪の降る寒い土曜日だと、なかなか、あーた。事務仕事にも集中できない。というか、ハナから集中する気のないような始末で『トラック野郎 天下御免』を観てしまう。菅原文太主演のトラック野郎シリーズですな。監督は鈴木則文。1976年の12月公開のお正月映画です。ええ、映画はハチャメチャですが、まあ、トラック野郎ですからね、文句はないです。マドンナ役は由美かおる松原智恵子。文太が惚れるのは由美かおるの方ですが、私の好みとしては、甲乙つけ難いですが、どちらかといえば松原智恵子かな(笑)。どこか薄幸そうなムードで。

 で、菅原文太を観たからというわけではないが、続けて山下耕作監督『日本女侠伝 侠客芸者』(1969)を観る。主演は高倉健藤純子。明治の終りの石炭ブームに沸く九州博多の鉄火芸者と炭坑の頭。ともに身体にいくつものトゲの刺さったような過去をもつもの同士が惹かれあっていく。我慢に我慢を重ねて、最後の最後に健さんがもろ肌脱いで大暴れするという鉄板ストーリーの任侠映画。楽しめました。健さんはかっこよく、藤純子も美しくカッコいいです。番傘さして雨の中を歩きたくなったぜ。若山富三郎藤山寛美もさすがの貫録で出てます。敵役は金子信雄。悪いやつなんだこいつが・・・(笑)。

14日(日)
 明るくなってきました。うっすら積雪。屋根と田んぼは白くなっています。山々は真っ白です。
 そろそろ正月気分から脱却して、仕事をしなさい。と頭の中の誰かが私に語りかけてきているのですが。誰だ、いったい(笑)。