現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

稲刈りに続いて籾擦りも試運転。


5日(木)
 もう9月も5日なのか。時の流れは、はやいぜ。どんどんはやくなるぜ。

 今日は籾擦りの試運転。新しい籾のタンクと籾摺機の間に粗選機を入れたのだが、これが、あーた、やっぱりなかなか流量の調節が初めてなので難しくて、最初の40分間ほどは、バタバタだった。籾を粗選機であふれさせたりしたが、なんとか調節のコツを掴んだような、掴んでいないような。完全に試運転状態(笑)。
 でも,粗選機で藁(わら)や禾(のぎ)なんかを大きなのを除いてくれているからか、籾摺機を流れる籾の流量は増えたような気がする。うーむ。

 浪曲「仲乗り新三」ラジオから浪曲十八番 国本はる乃「仲乗り新三」が流れてきた。たまりませんなぁ(笑)。今どき、浪曲をラジオでじっと聴くような聴取者がどれほどいるのかわからないけれど、ま、そんなにはいないでしょうなぁ。

 ♪木曽のナー 中乗りさん 木曽の御岳 ナンジャラホーイ
 という木曽節をご存知の方は多いと思います。

 もう40年ほども前になるのかなぁ、村の中のご近所の付合いの組旅行というのがありました。うちの村は大きな村なので11組に分かれています。で、組の親睦をかねてバス旅行をすることがあったんですけど、そのときは犬山城とあのあたりにいったんですね。うーむ。長島温泉にもいったかも。当時のバス旅行にはちゃんとバスガイドさんが乗ってきてくださって、歌を歌ったり、観光案内をちゃんとしてくださいました。
 犬山城のすぐ足下には木曽川が流れています。木曽川長良川揖斐川の三つの大きな川が集まるので、輪中ができたり、大きな洪水が頻発したあたりのちょっと上流になりますね。
 バスガイドさんが木曽節を歌ってくださり(ここでその声と節回しで大きな拍手!)、そしてこの「仲乗り新三」の話をしてくださったんですね。たぶん「中乗り」の説明のついでの話だったと思うのですが。
 これがバスに乗るなりビールや酒を回しているおじさん連中に大いに受けてヤンヤヤンヤの大きな拍手。浪曲調とか、講談調ではなくてバスガイド調で話されたんだと思います。ヤンヤヤンヤの大受け。ご近所の電気屋さんのTさんなど「よぉ、よぉ、よぉー!」と声をかけたりして大騒ぎ。うちの父親も赤ら顔で拍手していて、恥ずかしかったです。腕のいいバスガイドさんだったんですね。今の私なら父親以上にヤンヤヤンヤの拍手をして顰蹙をかっているかもしれませんね。

 ↓二、三日前の新聞のコラムで紹介されていた句。
唐辛子は秋の季語。私には投票権の無い自民党の総裁選や立憲民主党の代表選、それからアメリカの大統領選のニュースが流れています。僕は戦争は絶対やってほしくないので、国のリーダーには、勝手なことをするなよ、と言いたいぜ。わしに相談も説明もないままに戦争や戦争の真似事はしないでもらいたいぜ。