現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

魚釣りをする子どもたちと打ち水

いつものシェスタ(昼寝)から覚めると、長男と長男の友だちと次男次女の四人が遊ぶ相談をしていて、魚釣りをやりはじめた。家の裏の川で釣るのだ。川のほうへ行ったと思ったら、「わあ、バケツを持ってこい!」と長男が次男に叫んでいる。次男と次女の走ってくる音が聞こえたかと思ったら、バケツに水を汲んで走っていく。「釣れたんか?」と訊くと「うん、釣らーたで。最初の一発で。」と次男が返事して笑いながら走っていく。すぐに長男も走ってきて、何やら仕掛けをかえるのか、釣りの道具箱を探っている。「釣れたんか?」と訊くと「うん釣れたで。」「何が釣れたんや。」「うーん、ムツ的魚。」そういってまた走っていった。結局、4匹カワムツを釣ったようだ。次男が飼いたいと言うので、バケツを見に行ったが、すでに4匹のうち2匹は虫の息。白い腹を見せてあえいでいる。2匹は元気そうだったが、どうしても釣り針で釣ると魚を傷めてしまうんだよなぁ。次男には4匹とも川に逃がしてやるように言う。カワムツにとってはえらい迷惑な話だが、子どもの遊び相手になってやってもらえるような余裕は、まだ裏の川にはあるだろう。しかし長男は中学3年生だ。学校の勉強ももう少しやってほしい。
陽がだいぶ傾いてから、田んぼの田回り。明日は無人へリによるカメムシの防除がある。とりあえず今晩水を入れなければならない田んぼはない。
帰ってきて、庭に水を打つ。以前はよくしていたんだけど、今年は忘れていた。打ち水すると、すっと涼しくなる感覚が気持ちいい。