現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

「コシヒカリ」は終了して「秋の詩」へ

19日(水)
最後のコシヒカリを稲刈り。4条刈り60馬力のデモ機なのでどんどん刈れる。しかし刈りすぎてうちの乾燥機に入る以上の量を刈ってしまって乾燥機が悲鳴を上げモーター過負荷で乾燥機が動かなくなってしまった。やれやれ。あわてて生の籾を乾燥機から出して作業所の軒下に広げる。まコンバインが大きすぎたということですわな。


20日(木)
籾擦り。米選機では1.9ミリの選別網を使っているので、ある程度出るのは仕方がないのだが、未熟米というかユリコが出るわ出るわ、たくさん出る。いやはや。やれやれというところ。6月植えの「コシヒカリ」なんだけど、何が悪かったのかな。登熟期の水だろうか。うーむ。
キャタピラが届いてコンバインが直ってくる。明日からは「秋の詩」の稲刈りだ。


21日(金)
朝のうち最後のコシヒカリを籾擦り。その後「秋の詩」の稲刈りに。小さい田んぼなので時間がかかる。「秋の詩」は「コシヒカリ」と違って晩生の稲。稲藁もしっかりしているので少々の風では倒れそうもない感じ。田んぼの四隅はコンバインでは刈れないので母が刈っていてくれているのだが、藁が固いので刈りにくいと言っています。切れ味の良い新しい鎌が必要かも。「秋の詩」は「コシヒカリ」程メジャーじゃないけど、「コシヒカリ」よりモッチリ感のあるお米で、とてもおいしいです。僕はどちらかというと柔らかいご飯よりは少し固めのご飯の方が好きなのですけど、「秋の詩」はもっちりしているので普通に炊いても噛みごたえがあっておいしいと思うのです。


それにしても今日も暑かったし、ここ数日夏のような陽射し。もう秋分の日、お彼岸だというのに。そういえば今日田んぼの畔にまもなく花が咲くであろう彼岸花の茎をみつけた。カメラがなかったので写真は撮れなかったけど。