現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

米の検査とウェルカムパーティと学級通信

今日は朝、出荷した米の検査。みな一等米でした。ありがたいことです。
それから作業所の掃除。
午後は残しておいた「秋の詩」の穂のところだけのやつをコンバインにかけて籾にする。
いや、一日すばらしい天気でした。


夜、中学校にやってきたオーストラリアからの交換留学生のウェルカムパーティに参加。うちがホストファミリーになるわけではないのですが、PTAの役員なので、実行委員になっていて、あれこれお手伝いをさせてもらいました。やってきた留学生を受け入れる家庭はなかなか大変なのでしょうね。でも楽しそうですけどね。中学生と留学生はそうそうに仲良く話し込んで写真を撮りまくってましたが。


先日長男の高校でマラソン大会があったようで、担任の先生は毎日のように楽しい学級通信を出しておられる熱心な先生でありがたいことだと感謝しているのですが、マラソン大会の時の文章はよい文章で、何度も何度も読み返しました。長男より多分何度も読ませてもらった。
『・・・思ったより早く帰ってくる人が多くて、また、怪我やリタイアなく終えられたのはうれしい。▼何であれ、結果がどうであれ、最後まで手を抜かない、ことは尊いことである。オレもマラソンに出場していたころは、歩かないことを目標にしていた、と以前書いたけど、しなくても、できなくても、怒られないことをやるか、やらないかは、人間の価値を左右するものではないかな。▼誰かに何か言われる、怒られるという理由でするクセをつけてしまうと他人や周囲ばかり気になる人間になってしまう。要するに自分が弱くなるのだということを、みんなよりは少しは長生きして、少しは長くマラソンを走ってきたオレは気づいている。・・・』
いい学級通信です。そうなんですよね、しなくても、できなくても、怒られないことをやるか、やらないか。つまり怒られなくてもちゃんとやる。もしくは怒られてもやる、そういうところが確かにその人の価値を左右するところではあります。
長男に成績を聞いたら後ろから数えた方がはやいところと言ってました。でも歩かずに走りきったようで、ありがたいことです。