現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

あたたかい春の一日と単管パイプの車庫の修理と富久


朝から快晴で、暖かな一日でした。ありがたいです。
午前中は精米とお米の配達。リピーターになっていただいて、大変ありがたくうれしい。
午後は長男に手伝ってもらって、三年前(?)に自分でたてた単管パイプの農機具の車庫を手直しする。昨秋には気がつかなかったのだが、18本ある柱のパイプのうち6本のパイプが土台から抜けてずれてしまっていた。昨秋の台風か、台風並の先日の春一番の風で浮き上がって抜けてたのだろうと思う。二台のジャッキで屋根を持ち上げ、あちこちクランプをはずしてもういちど土台にはめて、クランプを付け直す。長男に手伝ってもらって二人でしたので半日でなんとかできたが、一人でやっていれば二、三日かかったのではないか。針金か番線で土台とパイプを固定しておかないといけないな。


昼にAmazonから長靴が届いた。アキレスのワークマンのイエローである。長男用に黒も届く。夕方、長男のウインドブレーカーを一緒に買いに行く。


志ん生の「富久」がいい。「もう一度聴きたい 古今亭志ん生 十八番集」に入っている音源の「富久」です。暮れの、年末の噺なんだけど、おもしろい。志ん生がいかにもノッテ話していますね。マクラから笑えます。同じ音源がYouTubeにあるかな?と思ったけれど、うーむ。見つからない。ありそうだけど、みつけられない。志ん生の「富久」は上がっているけれど、これが同じじゃないですね。
「富の久蔵」ともいいますね。太鼓持ち幇間の久蔵の話なんですが、富くじと火事の話で、名人というような噺家のやる噺ということになっているようで、YouTubeであれこれいくつか聴けますが、なんですが、僕はこの志ん生の噺が一番好きだな。志ん朝となると、これがちょっと理屈っぽくなるようなきがするんだなぁ。こういうのはまさに東京の江戸の落語で、上方落語にはない風情です。もっとも上方落語の「高津の富」と似たところもありますが。