現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

次女の歯を抜くことと地球ゴマ

3日(土)
小麦の圃場で播種作業。
夜は報恩講にお参り。親鸞の生涯をスライドを見ながら大学の先生から講義を受ける。


4日(日)
良い天気が続く。午前中は報恩講にでて、お説教を聴き、その後報恩講の後始末。
午後からは小麦の圃場へ。播種をする。これで一応播種も終わり。ありがたい。でもまだ元肥も除草剤もやってない。
で農事組合の用排水路や農道の点検と中間認定会。


5日(月)
今日は曇り、夕方からは雨になるかもしれないという予報。午前中、カゴ車輪で覆土。
次女が「歯を抜いて〜!」とやってきた。先日から前歯が生え変わりでグラグラしていたのだが、今日はいよいよぶらぶら状態になってしまったらしい。これが気になって気になってかなわないのだそうだ。そりゃそうだわな。ま、手でつかんでピッと抜いてやってもよいのだが、ここは古式ゆかしくちゃんと糸を抜けかかっている歯にくくり付けて、糸を引っ張って抜いてやることにする。木綿糸をくくっていると不安そうな顔をしてましたが、ごろんと横にならせて、テレビなんかの話をしながら、気を紛らわせて、ひょいと糸を引くと一回目は失敗。次女は泣き笑いの顔をしてましたが、続けてひょうふっと引くとポロリとあっけなく抜けました。ほとんど血も出ず。
本当だかウソだか、僕が小さいときは歯が抜けかかったら、歯に糸をくくり付けて、自転車で引っ張ってもらうとよいという話でしたが・・・。さすがに、そんなことは。
次女はもう一本の前歯も先日抜けて、今半分ぐらい生えてきているところ。なんだか歯がなくて笑うと面白い顔になっていますが、それでもかわいいのは親バカだからでしょう。


6日(火)
朝方少し雨。一日曇りでした。
そういや先日は結婚記念日。去年はiPod shuffleをおそろいで買ったのでしたが、今年は僕の独断で地球ゴマとあいなりました。ま、子供たちと一緒に遊ぶためのものなので、結婚記念日に買うのはチトおかしいものかもしれませんが。
面白いですね、地球ゴマ。昔、僕が子供の頃、流行ったのですが、その頃は買ってもらえませんでした。友達が持ってたけど、普通のコマと比べると、けっこう回すのが厄介だった記憶がありました。
さて、大人になってから自分で買うタイガー商会の地球ゴマ。取り扱い説明書には「遠心力応用科学教育玩具」とあります。ジャイロコンパス、ジャイロスタビライザー、オートパイロットなどに利用されている、という説明があるのですが、もひとつ、ですね、説明書きは。読んでも何がどうなのかわかりませんでした。いや、ネットで調べればちゃんと出てるかもしれませんが。子供たちは箱に中に入れると、箱ごとくるくる回るのが一番好きみたい。
取り扱い説明書にはこんなふうに書いてあります。「上手にコマを廻すには、コマをできる限り早く回転させることなのです。コマのスピードは紐を終わりになるにしたがってすばやく引っ張ることです。遊び方の上手、下手はあなたの廻し方次第です。」(原文のままですが、どうも漢字の使い方も日本語も少しおかしい気がしますが)
ただやはりコマをそこそこ速く回転させるのは結構むずかしい。というか紐は木綿のタコ糸なのですが、これを上手にきっちり固く巻くのがコツのような気がします。僕はだいぶコツがつかめてきましたが、子供たちは今一つみたい。在庫が古かったのか、ついてきたタコ糸はすぐに切れてしまったので、新しいタコ糸を買ってきました。うーむ。もう少し慣れ親しんで、子供たちに地球の自転の傾きと四季のこと、飛行機のオートパイロットの仕組みなどをしゃべれるようになりたいものです。