現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

レコードのデジタル化

青春の叫び

朝からいい天気。朝一番にPTAの役員のお願いに行く。このところ三日ほど夕方朝と出かけているのだがなかなか会えなかったのだが、今朝はなんとか会えてお願いする。

それから車に異音が出ているし車内のファンとかが回らなくなっていたので車屋さんで見てもらうとエアコンのコンプレッサーがいかれていて、それが原因でヒューズが切れているとのこと。エアコンは使えなくなるけど、コンプレッサーを回しているベルトを外して回路を切り、ヒューズを交換してもらう。うーん、ものの5分ほどで静かな車に戻った。さすがですなぁ、プロの仕事は。ルシーダも走行距離は10万キロを遥かに超え、10年以上になるのであちこち傷んできますね。「車に乗ってて暑いのはまだ我慢出来ますけど、寒いのはなかなか我慢出来ませんでねぇ。」と車屋さんの弁。

今日は昨日に続いてブルース・スプリングスティーンのレコードをデジタル化する。うーむ3枚iTunesに入れる。昨日の『ネブラスカ』を入れて4枚。
『Greetings From Asbury Park,N.J.』(アズベリーパークからの挨拶状、1973年、1st)
『The Wild, The innocent & the E Street Suffle』(青春の叫び、1973年、2nd)
『Darkness On The Edge Of Town』(闇に吠える街、1978年、4th)
『NEBRASKA』(ネブラスカ、1982年,6th)
1973年のアルバムだ。こうして今聴くと音がなんとなく薄っぺらい感じ。いや演奏は熱いんだけど。3rdアルバムが『Born To Run』で邦題が『明日なき暴走』なんだか邦題も最初の挨拶状から叫んで暴走して吠えてと一連の路線ですな。いやでもブルース・スプリングスティーン、若いです。久しぶりに歌詞カード見ながら歌ってみましたが、語りそしてシャウトしてます。熱いです。『Born To Run』はCDとDVDがあるのだが、5枚目の『The River』がどこかにあるはずなのだが見つからない。レコードの棚を探してこれもiTunesに入れたい。
しかし歌詞カード見ながら久しぶりブルース・スプリングスティーンを歌ってみてわかったけど、iTunesに入れてしまうとどうしても簡単に聴けてしまうようになるから、どうしてもちゃんと音楽を聴くということができなくなってしまいますねぇ。どうしてもBGMにしてしまう。以前のように1枚のレコードを大事にして、英語の歌詞や訳詞を追いながら集中して聴くということがなかなかできなくなってしまいました。そういえばこないだ読んだ『村上ソングス』のなかにもいや違った『走ることについて語るときに僕の語ること』に「音楽をまだコンピュータの中に取り込みたくない」てなことが書いてあった。村上春樹はまだMDで音楽を聴きながら走っているそうです。

というわけで二階の部屋でレコードをターンテーブルに載せて、そっと針を落としていたら、階段をドカドカと音立てて子どもが上がってくる。バッとドアを開けて「お父さん!大変や!」と言う。「どうしたんや」「鳥が卵を産みよった!」「ほんななアホな、まだ生まれたての赤ちゃんのようなやつやで、卵は産みようらんやろ」「ほんまやで!1個は割れて下に落ちたるけど、2個はまだ巣の中にあって抱いとるんや!」
なんと錦華鳥が卵を産んだ!もらってきた二羽は生まれたての赤ちゃんのようなことを聞いていたのだが、もう大人だったみたいですね。うーむ、しかしうまく世話して孵してくれるのだろうか。

石毛直道『ニッポンの食卓』読了。