現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

畦塗りと石塚真一『岳』

昨日から降り続いた雨は朝方まで。たくさん降ったところもあったようで、大阪や和歌山では洪水警報まで出ている。
雨が止んでから、6月植えの田んぼの最後の畦塗りをする。畑地の粘り気のない土質なので、雨が降ったあとの湿り気がないとうまく塗れないのだ。
長男はバイトだし、奥さんは仕事だったのだけど、朝の雨で次男の野球が中止になったので、ゴールデンウィークの前から連れて行くように頼まれていた『名探偵コナン 戦慄の楽譜』を長女、次男、次女をつれて観にいく。名探偵コナンのシリーズとハリーポッターのシリーズは毎回つれて行かされているのだが。今回のコナンはわりと展開にひねりが少なかったか?
帰りに本屋さんによったら2008年マンガ大賞 大賞受賞作品!『岳』というのが平積みされていた。ビックコミックオリジナルの作品で6巻まで出ている。ボランティアの山岳救助をしている島崎三歩の物語。うーむ。知りませんでした。こんなマンガが連載されて好評を得ているなんて。
とりあえず1巻だけ買ってみて、家に帰って読んでみたら、おもしろかったので、あわててまた本屋さんにレンタルDVDを返すついでに出かけて2巻から6巻まで買ってくる。
もちろんビックコミックオリジナル調の絵でもありストーリー展開でもあるのです。でもクライミングは人工ボードでしかしたことはなくて、岩登りはしたことがないし、雪と岩の殿堂というものの、北アルプスは夏と秋のトレッキングルートしか知らないのですが・・・。なかなか読ませるマンガです。
一気に6巻まで読んでいたら、『お父さん!自分だけ何冊買ってるん!ずるい!わたしらにはマンガは1冊だけ、といいながら、自分だけ何冊も買ってる!」と次女に追求されてしまった。『大人はいいんよ、働いているから。」と言うと納得したような顔でしたが「ひょっとして、これ、集めるつもりなん?」とさらに追求され、「さあ、どうかなぁ?」ととぼけておきました。次女は『きらりんれぼるーしょん』というマンガを集めることを最近覚えてきたのでした。
長女には「これ、2008年のマンガ大賞受賞作品やぞ。読むか?」とふってみたけど、『読まん』と一言でした。次男は布団に入ってからも僕がマンガを読んでるものだから、『なに、読んでるん?」と興味を示し、読み始め「これ、おもしろいやん」と言い始めたので、「あかん、もう電気消すぞ。山男にはなったらあかん」などと、次男もいつかは穂高には連れて行くつもりなのに、ええ加減なことを言って消灯とする。ちなみに次男が集めているマンガは野球マンガの『major』です。
さて作者の石塚真一さんはあちこちアメリカを中心に岩登りをされているようですね。うーん、そうでなくてはこんな漫画描けんわな。